車中泊カーテン自作!マグネットや100均ワイヤーで安く作る方法

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車中泊カーテン自作!マグネットや100均ワイヤーで安く作る方法

車中泊を本格的に楽しもうと思ったとき、最初にぶつかる大きな壁が「プライバシーの確保」と「外気温の遮断」ではないでしょうか。私自身も車中泊を始めたばかりの頃は、とりあえず家にあるバスタオルを窓に挟んで凌いでいましたが、夜中に隙間から入ってくる冷気で何度も目が覚めたり、街灯の光が気になって熟睡できなかったりと、散々な経験があります。専用のシェードを買おうと調べても、一台分揃えるだけで数万円もする高額な商品ばかりで、なかなか手が出せませんでした。

そこでたどり着いたのが、自分の車にぴったり合うカーテンやシェードを「自作(DIY)」するという選択肢です。最初は「難しそう」「貧乏くさくならないかな」と不安でしたが、実際にやってみると、高価な専用品を買わなくても、自作で十分に賄えることがわかりました。むしろ、自分の使い勝手に合わせてカスタマイズできる分、既製品以上の満足度が得られることも多いのです。

特に、マグネットやワイヤーを使えば驚くほど安く、かつ機能的に仕上がります。さらに、私たちの身近にある「100均」には、使える素材が宝の山のように眠っていて、工夫次第で純正品顔負けの快適空間が手に入ります。この記事では、私が数々の失敗と試行錯誤を繰り返してようやくたどり着いた、低コストかつ高機能な自作ノウハウを余すところなくお伝えします。

  • 100均素材とマグネットを使った低コストかつ高機能なカーテン製作術がわかります
  • 車種ごとの構造(鉄板か樹脂か)に合わせた最適な取り付け方法や素材選びが理解できます
  • 走行中の使用に関する法的な注意点と、警察に止められないための安全な運用ルールが明確になります
  • 真冬の結露や寒さを防ぐための、断熱効果を劇的に高めるDIYテクニックを習得できます

車中泊カーテン自作はマグネットや100均ワイヤーで

まずは、私が最も手軽で実用的だと感じている、マグネットと100均アイテムを駆使した基本的な自作方法についてお話しします。特別な工具を使わずに、誰でもすぐに始められるアイデアが満載ですので、DIY初心者の方も安心してください。

100均の強力マグネットでカーテンを固定するコツ

100均、特にダイソーやセリアの文具売り場に行くと置いてある「ネオジム磁石」。これが車中泊カーテンの自作には欠かせない最強のパートナーです。通常の黒い磁石(フェライト磁石)だと、磁力が弱く、厚手の遮光布を支えきれずに走行中の振動で落ちてしまうことが多いのですが、ネオジムならその心配はありません。小さなボタン電池サイズでも驚くほど強力な吸着力を発揮し、カーテンをガッチリと固定してくれます。

磁石の種類特徴おすすめの用途
ネオジム磁石(丸型)最強の磁力。小さいが強力。生地の中に縫い込んで固定する基本スタイルに最適。
フェライト磁石(黒)磁力は弱いが安価で大きい。軽いレースカーテンや目隠し程度の固定なら可。
マグネットフック吊り下げが可能。天井の梁に付けてランタンやワイヤーを吊るすのに便利。

私がよくやる最も確実な方法は、カーテンの上部を「袋状(トンネル状)」に縫って、その中にこのネオジム磁石を通すテクニックです。バイアステープを使って布の端にトンネルを作り、そこに磁石を入れていくイメージですね。これなら、車体の金属部分(窓枠のフレームなど)にパチンとくっつけるだけで設置が完了します。吸盤のようにガラスに丸い跡が残ることもありませんし、設置が一瞬で終わるので、長距離運転で疲れて到着した夜でも、ものの数秒で快適な寝床を作れますよ。

注意点として、ネオジム磁石は強力すぎるため、誤って指を挟まないように気をつけてください。また、磁石同士が勢いよくぶつかると割れることがあるので、布の中に封入する際は、磁石と磁石の間隔をあけて、個別に縫い止めておくと扱いやすくなります。

車中泊の目隠しにダイソーやセリアの磁石が最強な訳

なぜここまで100均の磁石を推すかというと、やはり圧倒的な「コストパフォーマンス」と「入手性」につきます。例えば、車一台分の窓(フロント、サイド、リア含めて6〜8枚)を全て覆おうとすると、カーテンを固定するためのポイントは数十箇所にも及びます。これをホームセンターで販売されている専用の金具や強力マグネットで揃えようとすると、それだけで数千円の出費になってしまいます。しかし、100均なら数百円〜千円程度で十分な量が揃います。

それに、車中泊の旅先で万が一パーツを紛失してしまっても、全国どこにでもある100均ですぐに買い足せるという「安心感」も大きいです。特にダイソーの「超強力マグネット」シリーズはサイズ展開も豊富で、小さなピンタイプから平らなプレートタイプ、フック付きまで選べるので、自分の車の窓枠形状やカーテンの重さに合わせて使い分けられるのが本当に便利なんです。最近では、セリアからもおしゃれなカバー付きのマグネットが登場しているので、内装の雰囲気に合わせて選ぶ楽しみもあります。

もしセリアの商品ラインナップについてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの記事でカーテンタッセルの活用術と併せて解説していますので、デザインにこだわりたい方は参考にしてみてください。

セリアのカーテンタッセル「マグネット」が100均で最強!高見え全種類と活用術

マグネットがつかない車はプレートで対策しよう

最近の乗用車、特に内装がおしゃれなミニバンや軽自動車(ハスラーやN-BOXの一部グレードなど)だと、窓枠の金属部分がプラスチック(樹脂)のトリムで完全に覆われていて、磁石が全くつかないことがあります。「せっかく磁石を用意したのに!」と絶望する必要はありません。ここでも100均アイテムが活躍します。

ステンレスやスチールのプレート(補助板)を両面テープで樹脂パーツの上に貼り付けるだけで、即席のマグネット吸着ポイントが完成します。

ダイソーやセリアのキッチン用品売り場やフック売り場に行くと、「マグネット用取り付けパネル」や「スチールプレート」という商品名で売られています。これを窓枠の樹脂部分に等間隔で貼り付ければ、マグネットカーテンが使えるようになります。ただ、銀色のプレートがそのまま見えていると生活感が出てしまうので、私は黒いマスキングテープを上から貼って目立たなくしたり、あえてデザイン性のあるブラックボードシートを細く切って貼ったりしています。これで樹脂トリムが多い車でも、マグネット式の快適さを諦める必要はありません。

走行中のフロント使用は違反?警察の見解と車検

ここは非常に重要なので、しっかりお伝えしておきます。DIYでカーテンを取り付ける際、「カーテンを付けたまま走っても大丈夫?」という疑問を持つ方は多いですが、結論から言うと運転席・助手席の窓とフロントガラスにカーテンをしたままの走行は道路交通法違反になります。

たとえカーテンを開けていても、束ねた布が運転者の視界(サイドミラーや目視確認の範囲)を遮ると判断されれば取り締まりの対象になりますし、車検も通りません。

具体的には、道路交通法第55条第2項において、運転者の視野を妨げるような積載や乗車方法が禁止されています。違反した場合、反則金(普通車で6,000円程度)や違反点数が課される可能性があります。

(出典:e-Gov法令検索『道路交通法』

「日差しが強いから」といってサンシェードをつけたまま運転するのも同様にNGです。私の友人もこれで警察官に注意されたことがあります。だからこそ、固定式のレールをビス止めしてしまうよりも、マグネット式の「すぐに取り外せる」というメリットが活きてくるんです。走行中はサッと外して収納し、安全な場所に駐車してからパチンとつける。これが法律を守りつつ、快適に過ごすための最も安全で賢い運用方法ですね。

もしレールを設置する場合でも、視界に入らない位置に取り付けるか、私の別の記事で紹介しているような「曲がるカーテンレール」を使って、ピラーの裏側にカーテンを完全に収納できるような工夫が必要です。

カーテンレール柔らかい曲がるタイプ!ニトリや車用DIYをマンガで!

取り外し簡単なマグネット式は内装へのダメージなし

賃貸住宅と同じで、大切な愛車にドリルで穴を開けたり、強力な接着剤を使ったりするのは抵抗がありますよね。一度穴を開けてしまうと元には戻せませんし、失敗した時のリスクも大きいです。その点、マグネット式なら車体への物理的なダメージはゼロです。レールをビス止めする必要もありません。

将来的に車を乗り換えたり売却したりすることになったとしても、内装が綺麗なままなら査定額への悪影響も心配ありません。私のように「車はいじりたいけど、傷はつけたくない」という小心者(笑)には、まさにうってつけの方法だと言えます。また、気分が変わったり、もっと良い生地を見つけたりした時に、すぐに作り直せる手軽さもマグネット式の大きな魅力です。

遮光性を高める磁石の配置と生地の選び方

車中泊で熟睡するためには「光の漏れ」をいかに防ぐかが勝負です。道の駅やサービスエリアは防犯のために夜間も街灯が明るく点灯しています。マグネットの間隔が広すぎると、布自体の重みで上部がたわんで隙間ができ、そこから強烈な光が入ってきてしまいます。

コツとしては、15cmから20cm間隔くらいで密に磁石を配置することです。特にコーナー部分は隙間ができやすいので、重点的に配置してください。そして、生地選びも重要です。薄手の綿素材などは光を通してしまうので、必ず「遮光1級」または「完全遮光」と書かれた生地を選ぶのがベストです。

私はコストを抑えるために、ニトリの既製品の遮光カーテンを購入し、それを分解して車に合わせてリサイズして使っています。これだと、生地屋さんで切り売りを買うよりも安く済みますし、遮光性能はお墨付きです。もし気に入った柄の布が薄手の場合は、裏地に100均の黒いフェルトを貼り合わせるだけでも、遮光性は劇的に向上しますよ。

隙間をなくすマグネットクリップの活用術

「ミシンを持っていない」「縫うのがどうしても面倒くさい!」という方には、マグネットクリップがおすすめです。これも100均で売っています。布の上部をクリップで挟んで、そのクリップ自体を車体の金属部分にくっつけるだけという、究極の時短テクニックです。

これなら針と糸を一切使わずに、布を買ってきたその日にカーテンが完成します。さらに、このクリップはカーテン同士の合わせ目(センター部分)を閉じるのにも役立ちます。合わせ目を少し重ねてクリップで留めれば、隙間から車内が見えることもありませんし、冬場の冷気の侵入も防げます。見た目は少し無骨でインダストリアルな雰囲気になりますが、実用性は抜群ですし、洗濯のために取り外すのも一瞬です。

100均ワイヤーとマグネットで車中泊カーテンを自作

次は、もう少し本格的に、でも安く仕上げたい方向けの「ワイヤー」を活用したテクニックです。大きな窓や、磁石が使いにくい場所、あるいは車内を前後に仕切りたい場合などで特に威力を発揮します。

カーテンワイヤーを使ったレールの代用アイデア

ハイエースやキャラバン、あるいはN-VANのような箱型の車の場合、窓が直線的なので家庭用のような「カーテンレール」をつけたくなります。でも、本格的なアルミレールはカットが大変だったり、ビス止めのための下地探しが必要だったりと、施工のハードルが高いのが現実です。

そこで代用できるのが、セリアやダイソーの手芸コーナーやインテリアコーナーにある「カーテンワイヤー」です。これは両端にフックがついているゴム状の伸縮性のあるワイヤーで、これを車内のアシストグリップ(手すり)やピラーの隙間に引っ掛けるだけで、簡易的なレールが出来上がります。私はこれを使って、運転席と後部座席を仕切る「間仕切りカーテン」を作りました。運転席部分をカーテンで区切るだけで、寝るスペースの冷暖房の効きが驚くほど良くなります。

リアゲートには突っ張り棒とワイヤーが便利

バックドア(リアゲート)を開けて、海や山などの景色を楽しみたい時がありますよね。そんな時、ワイヤー式だと風でなびいてしまったり、垂れ下がってきたりすることがあります。そこで活躍するのが「突っ張り棒」です。多くの車のリアウィンドウ部分は少し凹んだ形状になっているので、その枠内に突っ張り棒を渡し、そこにカフェカーテンを通します。

これなら開け閉めもスムーズですし、風でバタつくこともありません。ただし、走行中の振動で突っ張り棒が落ちてくるのは「車中泊あるある」です。これを防ぐために、突っ張り棒の両端と車体の間に「耐震ジェルパッド」(これも100均にあります!)を挟んでおくと、摩擦力が増して驚くほど落ちなくなります。地味な工夫ですが、夜中にガシャン!と落ちて目が覚めるストレスから解放されます。

たわみ防止!ワイヤーの中間にフックを追加しよう

便利なワイヤー式ですが、最大の弱点は、長い距離を張ると布の重みで真ん中が「たわむ」ことです。これがだらしない見た目になり、上部に半月状の隙間ができる原因になります。

対策として、ワイヤーの中間地点を天井の内張りに引っ掛けたフックで吊るか、センターピラーに結束バンド等で固定して支点を増やすのが効果的です。

具体的には、100均の「かもいフック」や、粘着フックを天井に貼り付け(剥がせるタイプ推奨)、そこにワイヤーを通します。こうすることでワイヤーが水平に保たれ、ピンと張った綺麗なラインが維持できます。光漏れも防げるので、ワイヤーを使うならぜひやってみてほしい工夫です。

ニトリの遮光生地をリメイクして断熱効果アップ

先ほども少し触れましたが、生地選びは本当に重要です。100均の薄いペラペラの布だけでは、目隠しにはなっても、冬場の窓から降りてくる冷気(コールドドラフト)を防ぐことはできません。そこでおすすめなのが、ニトリなどで売られている「裏地付き」や「断熱機能付き(エコオアシスなど)」のカーテンを素材として使うことです。

既製品を窓のサイズに合わせてカットし、切った端を「布用強力両面テープ」や「裾上げテープ」で処理すれば、ミシンがなくても立派な高機能カーテンになります。家庭用の遮光・断熱技術は凄まじく、これを車に持ち込むだけで車内の快適レベルが一気に上がります。既製品のカーテンフック取り付け部分はそのまま利用し、ワイヤーやリングランナーを通す穴として活用すると、縫製の手間がさらに省けます。

ニトリのレールやカーテンの取り付けについては、こちらの記事で家庭用の事例を解説していますが、基本的な構造や道具の使い方は車中泊DIYにも応用可能です。

ニトリのカーテンレール取り付けを自分で!失敗しない手順と道具

吸盤がすぐ落ちる悩みはハンドクリームで解決

ワイヤーやマグネットがどうしても使えないガラス面には、やはり「吸盤」を使うことになります。でも、100均の吸盤ってすぐに落ちてイライラしませんか?特に冬場の乾燥した時期や、結露で濡れている時は顕著です。

そんな時の裏技が「ハンドクリーム」です。吸盤の接着面にほんの少しだけハンドクリームを塗ってから貼り付けると、微細な隙間が埋まり気密性が高まって、驚くほど落ちなくなります。あくまで「米粒半分」くらいの極少量にするのがコツです。塗りすぎると逆に滑ってしまいますので注意してください。また、変形してしまった吸盤は、熱めのお湯に数分浸けておくと元の形に戻り、吸着力が復活します。

縫わないで作れるクリップ式の簡易カーテン

「今週末急に車中泊することになった!」「時間がない!」という緊急時には、クリップ式が最強です。カーテンワイヤーに「カーテンクリップ(リング付き)」を通し、好きな布を挟むだけです。

お気に入りのブランケットや、大判のバスタオル、あるいはパレオなどでも即席カーテンになります。私はキャンプ場で雨に降られて濡れたタオルを乾かすついでに、この方法で窓際に吊るして目隠しにすることもあります。柔軟な発想で身の回りのものを活用できるのもDIYの醍醐味ですし、汚れたらすぐに洗えるのも大きなメリットです。

寸法計測と型紙作りでシンデレラフィットを目指す

どんなに良い素材を使っても、サイズが合っていなければ意味がありません。特に断熱性を重視した「シェード」を作る場合は、窓の形にピッタリ合わせる「型取り」が命です。

失敗しない型取りの手順

  1. 窓ガラスに霧吹きで水を少しかけます。
  2. 新聞紙や大きめのゴミ袋を窓に貼り付けます(水で張り付きます)。
  3. マジックで窓枠の黒いセラミックラインやゴムパッキンのラインをなぞります。
  4. 剥がして、型紙として使います。

これを元にプラダンや断熱シートをカットするのですが、実際の線よりも5mm〜1cmほど大きめに切るのが最大のポイントです。少し大きめに作って、窓枠に「押し込む」ように設置することで、吸盤や磁石なしでも摩擦力だけで固定できる「はめ込み式」が作れます。これが一番断熱性が高く、光も漏れません。

自作車中泊カーテンはマグネットと100均ワイヤーが鍵

最後に、車種ごとの特性に合わせた応用編と、快適性を左右する断熱・結露対策について掘り下げていきます。自分の車に合った方法を見つけてください。

ハイエースはセンターカーテンで冷暖房効率を上げる

ハイエースのような空間容積の大きい車は、空間を仕切ることが何より重要です。運転席と後ろの居住スペース(ベッドキットなどがある場所)を繋げたままだと、エンジンを切った状態でポータブル電源などで電気毛布を使っても、冷気が広すぎて暖まりません。

Bピラー(前席と後席の間の柱)の位置に、しっかりとしたカーテンレールか強力な突っ張り棒で「センターカーテン」を設置しましょう。これ一枚あるだけで、夏の冷房の効きも、冬の暖房の持ちも劇的に改善します。ここはケチらずに、床まで届く長さの厚手の遮光生地を使うのが正解です。裾を引きずるくらい長くすることで、足元からの冷気をシャットアウトできます。

ハスラー等の樹脂パーツ車はプラダンシェードが正解

ハスラーのように窓枠が樹脂で、かつ窓の形がユニークでポップなデザインの車には、「プラダン(プラスチックダンボール)」を使ったシェード作りがおすすめです。プラダンはカッターで簡単に切れますし、軽くて丈夫です。

窓枠にパチっとはめ込むタイプを作れば、マグネットが効かない悩みも解決します。プラダン自体に空気の層(中空構造)があるので断熱性も高く、ホームセンターで数百円で手に入ります。表面に好みの布や、100均のリメイクシート(木目調やレンガ調など)を貼れば、内装に合わせたおしゃれなシェードになりますよ。プラスチック感が消えて、まるで作り付けの家具のような仕上がりになります。

エブリィの狭い車内を広く見せる工夫と収納

エブリィなどの軽バンは、限られたスペースをどう使うかが鍵です。分厚い断熱シェードは性能が良いですが、外した時に嵩張ってしまい、寝るスペースを圧迫するというデメリットがあります。私は薄手の遮光カーテンを使い、使わない時はおしゃれなタッセルでピラーに寄せてスッキリ見せるようにしています。

また、カーテンの色は黒よりも「ベージュ」や「ライトグレー」、「アイボリー」などの膨張色を選ぶと、車内が広く感じられて圧迫感が減ります。天井の内張りの隙間に100均のステーを差し込んで棚を作り、そこにカーテンを収納するスペースを確保するのも賢い方法です。狭い車内だからこそ、ミリ単位の収納アイデアが活きてきます。

冬の車中泊は結露対策と空気層の確保が重要

冬の朝、窓ガラスがびしょ濡れになる「結露」。これを放置するとカビの原因になりますし、カーテンが濡れて寝袋まで湿ってしまい不快です。カーテンを自作する際は、ガラスとカーテンの間に「空気層」ができるように意識してください。

カーテンがガラスにべったり張り付いていると、カーテン自体が結露水を吸ってしまいます。また、濡れたカーテンが車内の湿度を上げ、さらに結露を呼ぶ悪循環に陥ります。

ワイヤーを少し室内側に設置してガラスとの間に隙間を作ったり、プラダンシェードのように物理的に厚みを持たせることで、断熱効果を高めつつ結露を軽減できます。可能であれば、窓ガラスの下部にタオルを敷いておくなどの物理的な吸水対策も併用すると良いでしょう。

銀マットとプラダンを組み合わせて断熱性を強化

スキー場での車中泊など、真冬の氷点下環境に挑戦するなら、プラダンにキャンプ用の「銀マット(アルミ蒸着シート)」を貼り合わせた最強シェードを作りましょう。作り方は簡単で、プラダンにスプレーのりを吹きかけ、銀マットを貼り付けてから、先ほどの型紙に合わせてカットするだけです。

これによりR値(熱抵抗値)が上がり、窓からの冷気をほぼ完全に遮断できます。見た目は少しゴツくなりますが、極寒の環境では背に腹は代えられません。外側を銀面にすれば夏の遮熱効果も期待できる、一石二鳥のアイテムです。私はこれを窓にはめ込むだけで、車内の温度が外気より5度以上暖かく保てるようになりました。

製作費を抑えておしゃれに仕上げるデザインのコツ

機能性も大事ですが、せっかくの秘密基地ならおしゃれにしたいですよね。私がやっているのは、機能的な遮光カーテンの内側(室内側)に、お気に入りの柄の布を重ねる「二重カーテン」風のアレンジです。

室内側の布は薄手でいいので、100均の手ぬぐいやカフェカーテン、あるいは古着のバンダナなどをパッチワークしてもOK。これなら季節や気分に合わせて表面のデザインだけを変えられます。無機質な車内が、一気に「自分の部屋」らしくなり、車中泊の夜がもっと楽しくなりますよ。

車中泊カーテン自作はマグネットとワイヤーと100均で

ここまで、様々な自作方法をご紹介してきました。車中泊のカーテンは、単なる目隠し以上の役割を持っています。それは、自分だけの快適な空間を作り上げるための第一歩であり、旅の質を大きく左右する重要アイテムです。

マグネットの利便性、ワイヤーの汎用性、そして100均アイテムのコストパフォーマンス。これらを組み合わせることで、どんな車種でも、どんな予算でも、理想のカーテンを作ることができます。「失敗しても100円だし」という軽い気持ちで、まずは週末にダイソーやセリアを覗いてみてください。きっと、あなたの愛車にぴったりのアイデアが見つかるはずです。自分で作ったカーテンの中で過ごす夜は、買ったものには代えがたい「ワクワク」がありますよ。

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