安い業者はどこ?カーテンレール取り付けの相場と失敗しない選び方

「念願のマイホーム、カーテンレールくらいは安く済ませたいけれど、思った以上に見積もりが高くて驚いた…」「ホームセンターでレールだけ買ったはいいけど、取り付け工事費だけで数万円もかかるって本当?」といったお悩みを抱えていませんか?
新築への入居時やリノベーションのタイミングは、何かとお金が出ていく時期です。だからこそ、抑えられる費用は賢く節約したいと考えるのは当然のことです。しかし、カーテンレールの取り付けは、「ただ安ければ良い」というものでもありません。安易に依頼先を決めてしまうと、後から追加料金が発生したり、最悪の場合は施工不良で壁を傷つけてしまったりと、かえって高くつくリスクも潜んでいます。
実は、カーテンレールの取り付けを安く、かつ安全に済ませるためには、業界の「価格の仕組み」を知り、自分の状況(DIYできるか、道具はあるか、窓の数はいくつか)に最適な依頼先を選ぶことが何よりも重要です。大手だから安心、個人だから怪しい、といった単純な話ではないのです。
この記事では、ニトリやカインズといったおなじみの大手量販店から、くらしのマーケットなどで探せる地域の個人業者まで、それぞれの取り付け費用相場を徹底的に比較・分解します。さらに、安さの裏に隠れたリスクや、賃貸住宅でも使える「穴を開けない」裏技的な設置アイデアまで、プロ顔負けの情報を網羅してお届けします。
- 大手量販店と個人業者:それぞれの取り付け費用相場の決定的な違い
- 見積もりの罠:安く依頼する際に見落としがちな追加料金と必須条件
- DIYのリスク管理:格安業者や自分でやる場合の「失敗」回避策
- 賃貸の救世主:壁に穴を開けずに設置する具体的なアイデアと商品
カーテンレール取り付け業者を安い費用で探す方法と相場
カーテンレールの取り付けを検討し始めたとき、まず最初にぶつかる壁が「相場がわからない」ことではないでしょうか。スーパーの野菜と違い、工事費用には定価がないため、依頼する業者によって提示される金額が2倍、3倍と違うことも珍しくありません。
相場を知らずに見積もりをとると、高い金額を提示されても「そんなものか」と契約してしまったり、逆に怪しいほど安い業者に頼んでトラブルになったりする可能性があります。ここでは、主要な依頼先のパターン別に、費用の目安とそれぞれの特徴を詳しく解説します。あなたが重視するのは「価格」なのか「安心感」なのか、それとも「手軽さ」なのか、基準を明確にしていきましょう。
取り付け業者の費用相場と比較する
カーテンレールの取り付けを依頼できる先は、大きく分けて以下の3つのカテゴリに分類されます。それぞれのカテゴリには、価格設定の背景に明確な理由があります。
| 依頼先カテゴリ | 費用相場(1箇所あたり) | メリット・特徴 | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| 個人業者 (マッチングサイト等) | 4,000円 〜 8,000円 | ・最安値の可能性が高い ・ネット購入品の取り付け(施主支給)に柔軟 ・早朝深夜など時間の融通が利く | ・業者による品質のバラツキが大きい ・最低受注金額(例:8,000円以上〜)がある場合も |
| ホームセンター・量販店 (カインズ・ニトリ等) | 8,000円 〜 12,000円 | ・価格体系が明確で安心 ・企業の看板による保証がある ・買い物ついでに依頼できる | ・自社製品の購入が条件のケースが多い ・繁忙期(3〜4月)は予約が取りにくい ・1箇所だけだと割高になりがち |
| 専門業者 (内装店・カーテン専門店) | 見積もりベース (高めの傾向) | ・プロの提案力と技術力が最高 ・採寸から設置まで完全お任せ ・特殊な窓や電動レールにも対応 | ・費用は最も高くなる傾向 ・敷居が高く感じることも |
表を見ていただくとわかるように、単価だけで見れば個人業者(マッチングサイト経由など)が圧倒的に安いです。これは、店舗を持たず、広告宣伝費もかけていないため、純粋な技術料だけで稼働できるからです。
一方、ホームセンターや量販店は、間に管理会社が入ることが多く、その分の中間マージンや安心料が含まれた価格設定になっています。しかし、「何かあったときに店舗に文句が言える」という安心感は、個人業者にはない大きなメリットと言えるでしょう。
購入場所ごとの詳しい比較や、どこで買うのが正解かについては、以下の記事でも深掘りしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
カーテンレールはどこで買う?ニトリやカインズなど購入先を比較
ニトリの取り付け工賃と評判をチェック
「お、ねだん以上。」のキャッチフレーズでおなじみのニトリ。家具からインテリアまで揃うため、カーテンレールもニトリで頼みたいと考える方は多いでしょう。しかし、ニトリの取り付けサービスを利用するには、いくつか知っておくべき重要な条件があります。
1. 原則として「ニトリ商品の購入」が必須
ニトリの取り付けサービスは、あくまで「自社商品の販売促進」の一環として提供されています。そのため、Amazonや楽天、あるいは他店で購入したカーテンレールの取り付けだけを依頼することは、原則としてできません。「レールはネットで安く買って、工事だけニトリに」という使い方はできないのです。
2. 採寸料金がかかる場合がある
ニトリで工事を依頼するフローとして、まずは専門スタッフによる現地調査(採寸)が入るのが一般的です。この出張採寸には、エリアや店舗によりますが数千円程度の費用が発生します(キャンペーン等で実質無料になることもあります)。このプロセスを経ることで、「サイズが合わない」という失敗を100%防げるのは大きなメリットですが、初期費用として計算に入れておく必要があります。
3. トータルコーディネートの利便性
工賃単体で見ると激安とは言えませんが、カーテン本体、レール、房掛け、ブラインドなどを一括でコーディネートし、配送から設置までワンストップで完了できるのはニトリならではの強みです。手間をお金で買うという意味では、コスパは悪くないと言えます。
カインズのカーテンレール取り付け料金
DIYの聖地とも言えるホームセンター「カインズ」も、リフォームサービスの一環としてカーテンレールの取り付けを行っています。カインズの特徴は、DIYとプロ施工の「いいとこ取り」ができる点です。
標準工事費としては、1箇所あたり10,000円前後から設定されていることが多いですが、これは地域や店舗によって異なります。カインズの大きなメリットは、店舗に在庫されている多種多様なメーカーのレール(TOSOやタチカワブラインドなど)から実物を見て選べる点です。
カインズを活用するポイント
カインズのサービスカウンター(リフォームコーナー)に行けば、その場で概算の見積もりを出してくれることが多く、計画が立てやすいです。
また、もし見積もりを見て「やっぱり高いな、自分でやってみようかな」と思った場合、カインズでは電動工具(インパクトドライバーなど)のレンタルサービスを行っています。1泊2日で数百円という破格でプロ仕様の工具が借りられるため、DIYに切り替える際もスムーズです。このように、選択肢の幅が広いのがホームセンターの魅力です。
ヤマダ電機のカーテンレール取り付け費用
最近では家電量販店もリフォーム事業に力を入れており、ヤマダ電機でもカーテンレールの取り付けを受け付けています。「家電屋さんでカーテン?」と思うかもしれませんが、住宅リフォーム全般を扱っているため、施工体制はしっかりしています。
費用感としては、ホームセンターと同等か、少し高めの設定になることが一般的です。しかし、ヤマダ電機の最大のメリットは「ポイント還元」と「セット割引」です。例えば、新居への引越しでエアコン3台と冷蔵庫を購入し、同時にカーテンレールの取り付けも依頼するといった場合、交渉次第で工事費の大幅な値引きやポイント付与が期待できることがあります。単体で頼むよりも、家電とセットで考えるのがお得にするコツです。
ケーズデンキなど家電量販店の対応状況
ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの他の大手家電量販店についても状況は似ていますが、店舗によって対応の可否が分かれるのが実情です。大規模な店舗でリフォームコーナーが併設されていれば対応可能ですが、そうでない場合は「提携している工務店の紹介」という形になります。
ここで注意したいのは、「紹介料(中間マージン)」の存在です。家電量販店が窓口となり、実際の作業は下請けの業者が行う場合、直接その業者に頼むよりも費用が割高になる構造になりがちです。見積もりを取る際は、「施工費」だけでなく「諸経費」や「出張費」が含まれていないか、トータルの金額をしっかり確認しましょう。
コーナンの取り付けサービスと価格設定
関西を中心に展開するホームセンター「コーナン」や、プロ向けの資材を扱う「コーナンPRO」も、取り付けサービスの有力な選択肢です。特にコーナンは「地域の便利屋さん」的な側面を持っており、取り付けサービス「コンビニサポート」などを展開している店舗もあります。
価格設定は比較的リーズナブルで、商品代金プラス標準工事費というシンプルな体系が多いです。また、コーナンの強みとして「軽トラックの無料貸し出し(90分程度)」があります。例えば、3メートルを超えるような長いカーテンレールを購入した場合、普通の乗用車には載りませんが、コーナンの軽トラを借りれば自分で自宅まで運搬できます。「運搬は自分でやるから、取り付けだけ安く頼みたい」あるいは「運搬して自分で取り付ける」といった柔軟な使い方が可能です。
くらしのマーケットで格安業者を探すコツ
「企業の安心感よりも、とにかく実費を安く抑えたい」という方にとって、「くらしのマーケット」や「ミツモア」といったマッチングサイトは、現状で最も安く依頼できる方法です。ここでは個人事業主の職人が直接サービスを出品しており、中間マージンがカットされているため、相場よりも3〜5割ほど安い金額(4,000円〜6,000円/箇所)で依頼できるケースが多々あります。
しかし、個人業者ゆえの「当たり外れ」があるのも事実。失敗しないためには、以下の3点を必ずチェックしてください。
失敗しない個人業者の見極め方
- 口コミの「質」を見る:星の数だけでなく、「どんな作業をしてくれたか」「人柄はどうだったか」という具体的なコメントを読み込みます。「説明が丁寧」「スリッパを持参してくれた」などの記述は信頼の証です。
- 追加料金の明記:安く見えても「駐車場代は別途」「3m以上の高所は追加料金」などの条件がある場合があります。事前にチャット機能で見積もりを確定させましょう。
- 顔写真の有無:プロフィールに本人の顔写真を出している業者は、責任感と自信の表れであることが多いです。
安いカーテンレール取り付け業者に頼む前に知るべき失敗リスク
「安ければ安いほどいい」と考えて業者を選んだ結果、後悔することになった…という話は後を絶ちません。カーテンレールの取り付けは、単に壁にネジを回せばいいという単純な作業ではなく、建物の構造を理解した上で行う専門的な工事です。
安易な業者選びや、知識不足のまま行うDIYは、壁の破損、レールの落下、最悪の場合は怪我につながるリスクがあります。ここでは、絶対に避けるべき失敗パターンと、その対策について深掘りします。
取り付けで失敗して落ちる原因とは
「朝起きたらカーテンレールごとカーテンが床に落ちていた…」これは決して笑い話ではなく、実際に起こりうるトラブルです。その最大の原因は、「下地(したじ)」のない石膏ボードにネジを打ってしまったことにあります。
日本の多くの住宅の壁は、「石膏ボード」という素材で作られています。これは防火性には優れていますが、材質はチョークを固めたようなもので、非常にもろいです。ここに直接ネジを打っても、最初は止まっているように見えますが、カーテンの開け閉めの振動や重みで徐々に石膏が崩れ、スポッと抜けてしまうのです。
プロの業者は、この石膏ボードの奥にある「間柱(まばしら)」や「軽量鉄骨(LGS)」という強固な下地を探し当て、そこに届くように長いネジを打ち込みます。格安業者の中には、この下地探しを適当に行い、強度の足りない場所に設置してしまうケースがあるため注意が必要です。
自分で取り付ける際のリスクと難易度
業者に頼まず自分で取り付ければ、工賃は実質タダになります。しかし、その代償としてすべてのリスクを自分で負うことになります。特に新築の真っ白な壁にドリルで穴を開けるプレッシャーは相当なものです。
- 水平・垂直の難しさ:少しでも斜めになると、カーテンを開けたときに勝手に閉まってきたり、見た目が非常に悪くなります。
- 高所作業の危険:脚立に登って、上を向きながら重いレールを支え、同時にドライバーを使う作業は、慣れていないと転落の危険があります。
- 道具のコスト:正確な作業には、それなりの道具が必要です。
以下の記事では、それでもDIYに挑戦したいという方のために、プロ直伝の失敗しない手順や必要な道具を詳しく解説しています。着手する前に必ず一読し、自分ができそうかどうか判断材料にしてください。
ニトリのカーテンレール取り付けを自分で!失敗しない手順と道具
下地センサーの使い方と重要性を知る
DIYを行う場合、絶対にケチってはいけないのが「下地センサー」への投資です。これは壁の裏にある柱の位置を特定するための道具で、ホームセンターで1,000円〜3,000円程度で入手できます。
センサーには2種類ある
- 針式(刺すタイプ):細い針を壁に刺し、手応えで柱があるか確認します。確実ですが、壁に小さな穴が開きます。
- 電子式(音や光のタイプ):壁の上を滑らせると、密度の変化を感知して音で知らせます。穴は開きませんが、誤検知することもあります。
プロはこれらを併用して、間違いのない位置を特定します。勘でネジを打つのは、目隠しをしてダーツを投げるようなもので、壁を穴だらけにする原因になります。必ずセンサーを用意しましょう。
石膏ボードへの取り付けと強度の問題点
「どうしても窓の位置的に、下地がない場所にレールを付けたい」というケースもあります。その場合に使用するのが「石膏ボード用アンカー」です。これは、壁の中で傘のように開いたり、螺旋状に食い込んだりして、石膏ボード内での固定力を高めるパーツです。
しかし、あくまで補助的なものであり、木材の下地に打ち込む強度には遠く及びません。例えば、重厚な遮光カーテンや、子供がぶら下がる可能性がある子供部屋などでは、アンカーのみでの設置は避けるべきです。格安業者の中には、面倒な下地探しを省略し、安易にアンカーだけで済ませようとする業者もいますが、長期的な安全性を考えるとおすすめできません。
インパクトドライバーレンタルの活用法
カーテンレールの取り付けには、長さ35mm〜40mm程度の木ネジを使用します。これを硬い木材の下地に手回しのドライバーでねじ込むのは、男性でもかなりの重労働です。途中でネジが回らなくなったり、ネジ山を潰してしまったりする失敗が多発します。
賢くレンタルを活用しよう
プロが使う電動工具「インパクトドライバー」があれば、トリガーを引くだけで強力にネジを打ち込めます。これを買うと1万円以上しますが、カインズやコーナンなどのホームセンターでは、1泊2日で数百円〜と非常に安価にレンタルを行っています。DIYの成功率を上げるために、ぜひ活用してください。
採寸ミスによるトラブル事例を防ぐ
意外と多いのが、取り付け作業以前の「採寸ミス」です。「買ってきたレールが長すぎて入らない」「短すぎて光が漏れる」といった事態です。特に注意が必要なのが以下のポイントです。
- 装飾レールのキャップ(フィニアル):レールの棒の部分だけでなく、両端に付く飾りの大きさを計算に入れていますか?これが壁やエアコンに当たって取り付けられないケースが非常に多いです。
- エアコンとの距離:窓のすぐ近くにエアコンがある場合、レールと干渉しないか十分なスペースを確認する必要があります。
- クローゼットの扉:近くにクローゼットがある場合、扉を開けたときにレールにぶつからないかも確認しましょう。
安い業者に依頼する場合、採寸はユーザー自身の責任(施主支給)となることが多いので、念入りな確認が必要です。
既存レールの取り外しと処分費用について
リフォームやカーテンレールの交換の場合、今ついている古いレールの「取り外し」と「処分」にも費用がかかることを忘れてはいけません。
多くの業者では、取り外し工賃として1本あたり500円〜1,000円、さらに処分費として1,000円程度を請求されるのが一般的です。もし少しでも費用を浮かせたいなら、取り外しと処分は自分で行いましょう。プラスチックや金属のレールは、自治体のルールに従って粗大ゴミや資源ゴミとして出せば、数百円、あるいは無料で処分できることがほとんどです。見積もりの際に「既存レールの撤去費用は含まれていますか?自分で捨てたら安くなりますか?」と確認するのが賢い交渉術です。
賃貸やDIYでカーテンレール取り付け業者より安く済ませる裏技
「そもそも業者に頼む数千円すら惜しい」「賃貸だから壁に穴を開けるなんて論外」という方もいるでしょう。そんな方のために、業者に頼らず、かつ壁を傷つけずに、それでも快適にカーテンを設置する裏技的な方法を紹介します。
賃貸で傷つけない取り付け方法の選択肢
賃貸住宅には「原状回復義務」があり、退去時には入居時の状態に戻す必要があります。そのため、勝手に壁にビス穴を開けることは基本的にNGです。しかし、だからといってカーテンを諦める必要はありません。現代には、壁を傷つけずに設置できる画期的なアイテムが多数存在します。
つっぱり式カーテンレールのメリット
最も手軽で、コストパフォーマンスに優れているのが「つっぱり式カーテンレール」です。お風呂場の突っ張り棒と同じ原理で、窓枠の内側に突っ張って固定します。
| メリット | ・壁に穴を開けない ・工具不要で誰でも設置可能 ・価格が安い(2,000円〜) |
|---|---|
| デメリット | ・耐荷重が低い(重いカーテンは苦手) ・強く引くとずれることがある ・対応幅に限界がある |
小窓や、軽めのレースカーテンなどを吊るすには最適です。ただし、リビングの掃き出し窓などで重い遮光カーテンを吊るすと落下する恐れがあるため、耐荷重のスペックは必ず確認しましょう。以下の記事で、賃貸でも使える工夫についてさらに詳しく紹介しています。
賃貸OK!カーテンレールカバーを乗せるだけDIYで断熱&おしゃれに
ニトリの伸縮レールは自分で付けられるか
ホームセンターやニトリでよく見かける「伸縮式カーテンレール」。これは2本のレールが入れ子構造になっており、窓の幅に合わせて自由に長さを調整できる商品です。
最大のメリットは「採寸にシビアにならなくて良い」ことと「持ち帰りが楽」なことです。オーダーカットのレールと違い、多少測り間違えても調整が効くため、DIY初心者にはうってつけです。 一方で、レールのつなぎ目に「段差」ができるため、カーテンを開け閉めする際に「ガチャン、ガチャン」と引っかかる感触や音が生じやすいのが欠点です。毎日のスムーズな操作性を重視するなら、少し高くてもオーダーカットのレールか、段差の少ない高品質な伸縮レールを選ぶことをおすすめします。
ディアウォールで壁を傷つけずに設置する
DIY好きの間で定番となっているのが、「ディアウォール」や「ラブリコ」といったアイテムを使った方法です。これらは、ホームセンターで売っている「2×4(ツーバイフォー)材」という木材の上下に装着し、床と天井の間で突っ張らせることで、部屋の中に「柱」を作るキットです。
この人工的に作った柱には、いくらでもネジを打つことができます。つまり、壁を一切傷つけることなく、好きな高さに本格的なカーテンレールを取り付けることが可能になるのです。さらに、柱に棚受けをつければ飾り棚にもなるため、収納不足の解消にも役立ちます。「賃貸だけど、どうしてもお気に入りの重いカーテンをしっかり吊るしたい」という方には、この方法がベストアンサーと言えるでしょう。
ダブルレールの取り付けにおける注意点
厚手のドレープカーテンと、薄手のレースカーテンを両方吊るす場合、「ダブルレール(2連レール)」が必要です。DIYでダブルレールを取り付ける際に注意したいのが、「壁からの出幅(奥行き)」です。
シングルレールに比べて、ダブルレールは手前に大きく張り出します。そのため、窓枠の上のスペース(カーテンボックス等)の奥行きが足りないと、レールがはみ出してしまったり、取り付けブラケットが固定できなかったりします。また、壁との隙間から光が漏れるのを防ぐ「リターン仕様(カバートップ)」などを選ぶ際も、十分な設置スペースがあるか、事前に寸法図を確認することが失敗を防ぐ鍵となります。
おすすめの格安カーテンレール商品を紹介
「業者は安く見つけたけど、レール自体も安く手に入れたい」という場合、ネット通販が便利です。しかし、あまりにも安すぎるノーブランド品(例えば1,000円以下のもの)は避けたほうが無難です。塗装がすぐに剥げたり、ランナー(カーテンを引っ掛けるコマ)の滑りが悪くてイライラする原因になります。
おすすめは、TOSO(トーソー)やタチカワブラインドといった国内一流メーカーの「機能性レール(エリートやネクスティなど)」です。これらはプロも現場で使用する標準品ですが、ネット通販なら2,000円〜3,000円程度で購入可能です。数百円の違いで、滑りの良さと耐久性が劇的に変わりますので、ここはケチらずにメーカー品を選ぶのが、結果的にコスパの良い選択となります。
カーテンレールの取り付け業者を安い価格で選ぶ結論
ここまで、カーテンレール取り付けの費用相場から、失敗しないためのポイント、そして裏技までを詳しく解説してきました。「カーテンレール 取り付け 業者 安い」の答えは、一つではありません。あなたの置かれている状況によって、最適な選択肢は変わります。
あなたに最適なプランはこれ!
- とにかく安く、手軽に済ませたい(賃貸・小窓派) → 「つっぱり式レール」または「DIY(工具レンタル活用)」が最強のコスパです。
- 新築一戸建てで、家中の窓をまとめて頼みたい → 「くらしのマーケット」等の個人業者に一括見積もりをとり、ボリュームディスカウント(まとめ割)を狙いましょう。
- 失敗したくない、安心と品質を買いたい → 「カインズ」や「ニトリ」などの大手量販店に依頼しましょう。初期費用はかかりますが、長期的な安心感とアフターフォローが得られます。
価格の安さはもちろん大切ですが、カーテンレールは一度設置すれば10年、20年と使い続けるものです。「安物買いの銭失い」で壁を傷つけてしまっては元も子もありません。ご自身のスキルや予算と相談しながら、納得のいく方法を選んで、素敵な窓辺を実現してくださいね。

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