念願のロフトベッドを導入して部屋を広く使えるようになったものの、いざ生活を始めてみると、ベッド下のスペースが丸見えでなんだか落ち着かない、あるいはごちゃごちゃした収納ボックスや洋服が見えてしまって、かえって部屋全体が散らかって見える、なんてことはありませんか。実は、ロフトベッドにカーテンを後付けすることで、生活感あふれる収納をすっきり隠す目隠し効果はもちろん、まるで自分だけの秘密基地のような、没入感たっぷりの個室空間を作り出すことができます。しかし、賃貸物件だから壁や天井に穴を開けることはできない、ニトリやIKEA、100均のダイソーやセリアには具体的にどんな便利なアイテムが売っているのか、そして何よりカーテンで囲ってしまうと夏場は蒸し風呂のように暑いのではないか、といった疑問や不安も尽きないものです。この記事では、そんなロフトベッドの「囲い込み」に関するあらゆる悩みを解決するために、私の実体験に基づいた具体的なアイデアや、失敗しない取り付け方法を徹底的に詳しくご紹介します。
- 賃貸でも退去時にトラブルにならない安心な突っ張り棒や専用レールの選び方がわかります
- ニトリの高機能レールや100均アイテムを使った具体的な取り付け手順をステップごとに知ることができます
- カーテン設置後に陥りがちな「暑さ」や「暗さ」に対する、科学的かつ効果的な対策を学べます
- 部屋を狭く見せないための、自分の部屋に最適なカーテンの素材や色の選び方が見つかります
ロフトベッドのカーテン後付け前に知っておきたい基礎知識
いきなりメジャーを持ってホームセンターや家具店に走る前に、まずはちょっとした準備と知識の整理が必要です。ロフトベッドにカーテンを後付けする場合、ただ気に入った布を吊るせばいいという単純な話ではありません。後から「サイズが合わなかった」「すぐに落ちてきてしまった」「暑すぎて中にいられない」といった失敗をしないためには、ご自宅のベッドのタイプや構造、そして生活環境に合わせた綿密な計画が大切です。ここでは、アイテム購入前に必ず確認しておくべき重要なポイントを詳細に整理しました。
賃貸でも安心な「原状回復」可能な取り付け方法
アパートやマンションなどの賃貸住宅にお住まいの方にとって最大の懸念事項は、やはり「壁や家具、天井に傷をつけずに設置できるか」という点ですよね。退去時に高額な修繕費を請求されるのは絶対に避けたいところです。結論から言うと、壁やフレームへの穴あけ一切不要で、かつ強固に設置できる方法はたくさんあります。
最も一般的でリスクが低いのは「突っ張り式(テンションシステム)」です。これなら壁やベッドフレームにネジ穴を開ける必要がなく、バネの反発力やジャッキの力で固定するため、取り外しも簡単です。ただし、突っ張り棒なら何でも良いわけではありません。設置する場所の幅(スパン)や、カーテンの重さに耐えられる強度、そして何より滑り落ちないための工夫が重要になってきます。また、結束バンドやS字フックを駆使して、既存のフレームに「縛り付ける」方法も、痕を残さずに固定できる優れたテクニックとして知られています。
ポイント
賃貸の場合は、基本的に「突っ張り機構」か「フック・結束バンド活用」の2択が安全策です。もし粘着テープを使う必要がある場合は、直接貼るのではなく、まず「マスキングテープ(養生テープ)」を下地に貼り、その上から強力両面テープを貼ることで、剥がす時に糊残りや塗装剥がれを防ぐテクニックが必須となります。
スチールと木製で違う「フレーム構造」の確認
お使いのロフトベッドが「スチール製(金属パイプ)」か「木製(天然木や合板)」かによって、選べる取り付け方法や適したアイテムがガラリと変わります。自分のベッドがどちらのタイプか、改めて細部を確認してみましょう。
まず、スチール製パイプベッドの場合、最大のメリットは「磁石(マグネット)」が使えることです。強力なネオジム磁石付きのフックを使えば、工具不要で、面白いほど簡単にカーテンレール代わりのワイヤーや棒を設置できます。これは木製ベッドにはない特権です。一方で、パイプが円筒形(丸パイプ)であることが多いため、突っ張り棒の端(キャップ)との接地面積が小さくなり、滑りやすいという構造的なデメリットも抱えています。
対して木製ベッドの場合、磁石はつきませんが、フレームの柱が四角く平らな面(フラット)であることが多いため、突っ張り棒のキャップが密着しやすく、非常にしっかり固定できるのが特徴です。また、もし持ち家であったり、ベッド自体への多少の加工(小さなネジ穴など)が許容できるのであれば、ホームセンターで売っている金具を使って本格的なレールをネジ止めすることも可能となり、選択肢はさらに広がります。
ロフトベッド下が「暗い」と感じる時の照明対策
カーテンで周囲を囲ってしまうと、当然ながら外部の光が遮断され、ロフト下のスペースは日中でも洞窟のように暗くなります。「秘密基地っぽくてワクワクする!」という方もいれば、「これではデスクワークや読書がしにくい」と困る方もいるでしょう。視力の低下を防ぐためにも、照明計画はセットで考える必要があります。
そこで重要になるのが、内部照明の確保です。コンセント式のクリップライトをフレームに挟むのが定番ですが、最近のトレンドはUSB給電式の「LEDバーライト」です。薄型で場所を取らず、マグネットや両面テープでベッドフレームの天井(床板の裏側)に直接貼り付けることができます。これにより、上から手元を照らす理想的なライティングが可能になります。
注意
白熱電球やハロゲンランプなど「高温の熱を持つ照明器具」は、狭い空間でカーテンや布団、衣服に接触すると引火するリスクが非常に高いため、絶対に使用しないでください。必ず発熱の少ないLEDライトを選び、放熱スペースも確保しましょう。
カーテンをつけると「暑い」問題とサーキュレーター活用
「ロフトベッドにカーテンをつけたら、空気が動かなくて蒸し風呂みたいに暑い!」
これは、ロフトベッドユーザーが直面する最も深刻で、かつよくある失敗談です。物理的に空気の流れを遮断してしまうので、特に温かい空気が溜まりやすい天井付近のロフト内部や、囲われたベッド下には熱がこもってしまいます。
この問題を解決するには、自然換気に頼るのではなく、「サーキュレーター」による強制的な気流循環(アクティブ換気)が必須となります。ただ風を当てるだけでは不十分です。おすすめの配置は、エアコンの冷風を背中から受けるようにサーキュレーターを設置し、ロフト内部に向かって斜め上に空気を送り込む「強制送り込み」スタイルです。これにより、滞留している熱気を押し出し、部屋全体の涼しい空気を循環させることができます。
(出典:環境省「熱中症予防情報サイト」)でも推奨されているように、室内の温度管理は健康を守る上で非常に重要です。カーテン内にも温湿度計を置き、適切な環境を維持しましょう。
圧迫感を減らす「色」と「素材」の選び方
狭い部屋(6畳やワンルームなど)に巨大なロフトベッドがあるだけで圧迫感があるのに、さらにカーテンで壁を作ってしまうと、部屋がさらに狭く、窮屈に感じてしまうリスクがあります。この「圧迫感」をコントロールする鍵は、カーテンの「色」にあります。
圧迫感を極限まで減らすコツは、「壁紙と同じ色(日本の住宅では多くが白、オフホワイト、アイボリー)」を選ぶことです。カーテンを壁の一部と同化させることで、視覚的な境界線をぼかし、空間の広がりを損ないません。逆に、黒やネイビー、ダークグレーなどの「収縮色」は、空間を引き締めてスタイリッシュに見えますが、「そこに壁がある」という存在感を強調するため、部屋が狭く見える可能性が高まります。お部屋のインテリアテイストと相談しながら慎重に決めましょう。
サイズ計測は慎重に!床につかない長さの重要性
カーテンを買ってから「長さが足りなくて隙間が空いてしまった!」「長すぎて床に引きずり、掃除のたびに邪魔になる!」といった事態は避けたいものです。ロフトベッドのカーテン選びにおいて、サイズ計測は命です。
ロフトベッドの高さは製品によってまちまちであり、既製品のカーテン(一般的な掃き出し窓用の丈178cmや200cmなど)だと、帯に短し襷に長しとなるケースが大半です。理想的な長さは、床から2〜5cm程度浮いている状態です。これならルンバなどのお掃除ロボットも引っかかりませんし、カーテンの裾が床のホコリを吸着して汚れるのも防げます。計測する際は、必ず「レールを取り付ける予定の位置(突っ張り棒の下面)」から「床」までをメジャーで垂直に測り、そこからマイナス2〜3cmしたサイズをオーダー、または既製品のアジャスターフックで調整しましょう。
目隠しか遮光か?「目的」に合わせた生地選び
最後に、あなたがカーテンをつける「目的」を再確認し、それに最適な生地(ファブリック)を選定しましょう。目的がブレていると、満足度は大きく下がります。
| 目的 | おすすめの生地・機能 | 特徴 |
|---|---|---|
| 生活感を隠したい | 非遮光カーテン、綿、麻 | 程よく光を通し、圧迫感が少ない。柄物でおしゃれを楽しめる。 |
| 個室化・没入感 | 遮光1級〜2級カーテン | 光と視線を完全に遮断。映画鑑賞や就寝に最適だが、通気性は低い。 |
| 通気性確保 | レース、ボイル、リネン | 風を通し熱がこもりにくい。目隠し効果は限定的(透ける可能性あり)。 |
「とにかく隠したい」のか、「中で快適に過ごしたい」のかによって、選ぶべき「厚み」と「機能」が異なります。
ニトリやIKEAなど市販品でロフトベッドにカーテンを後付け
ここからは、実際にどんな商品を使って取り付けるのが正解なのか、具体的なアイテムをピックアップしてご紹介します。まずは品質と機能性に定評のあるニトリや、デザイン性の高いIKEAなどの市販品を使ったアプローチです。これらは「専用品」に近い使い勝手が得られるので、失敗が少なく、初心者の方に最も推奨できる方法です。
ニトリの「突っ張りカーテンレール」が最強な理由
私が個人的に、そして多くのユーザーが「迷ったらまずはコレを検討すべき」と推したいのが、ニトリなどで販売されている「突っ張りカーテンレール」です。
これは、単なる突っ張り棒とは構造が根本的に異なります。バーの中に「ランナー(カーテンをひっかけるための小さな車輪付きフック)」があらかじめ内蔵されているのです。これにより、カーテンの開け閉めが劇的にスムーズになります。普通の突っ張り棒にリングを通すタイプだと、どうしても棒の継ぎ目でリングが引っかかり、「ガガガッ」と不快な音がしたり、動きが重かったりしてストレスが溜まりますが、このレールならスルスルと滑らかに動きます。また、耐荷重も約5kg〜10kg(サイズによる)としっかり確保されており、厚手の重い遮光カーテンでも安心して吊るすことができます。ジャッキ式の強力な固定機構を持っているため、少々の衝撃では落ちてこない安心感も大きな魅力です。
IKEAのワイヤーシステム「DIGNITET」でおしゃれに
「所帯じみた生活感は出したくない」「カフェやアパレルショップのディスプレイのように洗練された空間にしたい」というデザイン志向の方には、IKEAの「DIGNITET(ディグニテート)」というカーテンワイヤーシステムが圧倒的に人気です。
ステンレス製のスタイリッシュな固定金具と、極細のワイヤーだけで構成されたミニマルなデザインは、インダストリアルやモダン、北欧など、どんなインテリアテイストにも美しく馴染みます。ただし、導入には少しハードルがあります。このシステムは基本的に壁や天井にネジ(ビス)止めすることを前提としています。そのため、木製ベッドの太い柱であればネジ止めが可能ですが、スチールベッドの場合は直接取り付けることができません。スチールの場合は、別途ホームセンターで「パイプ用クランプ」などを購入し、それを介して固定するといったDIYの工夫が必要になります。
メモ
ワイヤー式は見た目が非常にカッコいいですが、構造上、カーテンの重みで中央部分がどうしても下方向にたわみやすい(カテナリー曲線を描く)性質があります。長期間美しく使うためには、ターンバックル(張力調整金具)を使って定期的にワイヤーをピンと張り直すメンテナンスが必要です。
突っ張り棒が落ちる原因と「滑り止め」活用術
「夜中にガシャン!という凄まじい音と共にカーテンが落ちてきた…心臓が止まるかと思った」なんて経験、絶対に避けたいですよね。
突っ張り棒が落下する主な原因は、「バネの圧縮(締め付け)不足」か、「設置面の摩擦係数不足(滑り)」のどちらかです。
特にスチールベッドの脚は、表面がツルツルとした塗装で仕上げられていることが多く、突っ張り棒の先端にあるゴムキャップだけでは十分な摩擦が得られず、徐々にズレてきてしまうのです。そんな時は、100均やホームセンターで売っている「耐震マット(ジェルマット)」や「突っ張り棒用補助板」をベッドの脚と突っ張り棒の間に挟んでみてください。このひと手間だけでグリップ力が驚異的にアップし、落下事故のリスクを劇的に減らすことができます。ジェルマットは剥がしても跡が残らないので、賃貸でも安心して使えます。
遮光カーテンで完璧な「個室」を作るメリット
ロフトベッド下の空間を、単なる荷物置き場ではなく、趣味のゲーム部屋や集中して勉強するための書斎、あるいは第二の寝室として活用したいなら、迷わず「遮光カーテン」を選びましょう。
遮光等級には1級から3級までありますが、1級遮光カーテンを選べば、真昼間でもほぼ真っ暗な闇を作ることができます。これにより、モニターへの光の映り込みを防いだり、外部の視覚情報を遮断して作業に集中したりすることが容易になります。没入感が高まるので、ホームシアターやFPSゲームには最高の環境と言えるでしょう。また、意外なメリットとして「断熱効果」があります。冬場、部屋の冷たい空気を遮断してくれるので、ベッド下の足元が冷えるのを防ぎ、保温効果も期待できます。
通気性重視なら「レースカーテン」との併用がおすすめ
「遮光カーテンで密閉してしまうと、やっぱり夏場は暑くて耐えられないかも…」と心配な方は、厚手のドレープカーテンとレースカーテンの併用、あるいは思い切ってレースカーテンのみの設置を検討してみてください。
最近のレースカーテンは進化しており、「ミラーレース」や「遮像レース」といって、特殊な繊維を織り込むことで、外からは室内が見えにくいのに、風や光は適度に通すという高機能な製品が増えています。ニトリの突っ張りレールの中には、カーテンを2列(ダブル)で掛けられるタイプも存在します。これを使えば、昼間はレースカーテンだけにして風を通し、夜や集中したい時だけ厚手のカーテンを閉めるといった、普通の窓と同じような使い分けが可能になります。これが最も機能的で快適な運用方法と言えるでしょう。
天蓋風アレンジで「秘密基地」感を演出するアイデア
少し上級者向けのアレンジですが、ロフトベッドの側面だけでなく、天井部分(ベッド床板の裏側)にも布を張ったり、カーテンを四隅からふんわりと垂らしたりして「天蓋(キャノピー)風」にするのも非常に素敵です。
例えば、IKEAで販売されている「LÖVA(ローヴァ)」のような葉っぱ型のキャノピーや、蚊帳(モスキートネット)のような薄いチュール素材を組み合わせると、一気に子供部屋やファンタジーな世界観の空間に早変わりします。ただ目隠しとして「隠す」だけでなく、空間を積極的に「演出」して楽しむことができるのも、高さのあるロフトベッドならではの特権です。LEDイルミネーションライトと組み合わせれば、SNS映えするフォトジェニックな空間も作れます。
マジックテープで簡単固定できる専用アイテムの活用
突っ張り棒を渡す柱がない、あるいはベッドの形状が特殊でレールが取り付けられない場合は、「面ファスナー(マジックテープ)」を活用して布を直接貼り付ける方法が有効です。
具体的には、ベッドフレーム側に強力な粘着テープ付きの面ファスナー(オス側・ザラザラ面)を貼り、カーテン生地の上部に面ファスナー(メス側・フワフワ面)を縫い付けるか、布用ボンドで接着します。これなら、曲線を描いているパイプや、斜めの支柱など、どんな場所でもカーテンを設置可能です。ただし、布の重みでテープごと剥がれてしまわないよう、フレームの接着面はアルコールで油分やホコリを完全に拭き取り(脱脂)、念入りに圧着することが成功の秘訣です。原状回復を考えるなら、フレームにまずマスキングテープを巻き、その上から面ファスナーを貼るのが鉄則です。
100均アイテムで安く済ませるロフトベッドのカーテン後付けDIY
「とりあえず来客時だけ目隠しできればいい」「家具にお金をかけすぎて予算がない」という方のために、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップで手に入るアイテムをフル活用したDIY術をご紹介します。専用品に比べると耐久性は劣りますが、工夫とアイデア次第で、十分実用的で見栄えの良いカーテンを作ることが可能です。
ダイソーの「カーテンワイヤー」を使った簡易目隠し
ダイソーなどで長年販売されている「カーテンワイヤー」は、白い被覆で覆われたバネ状のワイヤーの両端にフックがついた、非常にシンプルなアイテムです。これをロフトベッドのフレームの適当な穴や隙間に引っ掛けるだけで、あっという間に簡易的なカーテンレールが完成します。
専用のクリップランナーも同じ売り場で手に入るので、それをワイヤーに通し、好みの布を挟んで吊るすだけ。総額300円〜500円程度で施工可能です。ただし、このワイヤーは構造上、張力があまり強くありません。重い遮光カーテンを吊るすと、デローンと無惨に垂れ下がってしまいます。使用する布は、カフェカーテンや薄手のシーチング生地など、軽量なものを選ぶのがポイントです。短辺(ヘッド側やフット側)の目隠しには最適です。
セリアの「カーテンクリップ」と布で代用する方法
「ミシンを持っていないし、縫い物は絶対にしたくない」という方に最強の味方が、セリアなどで多種多様なデザインが売られている「カーテンクリップ」です。
これは、カーテンレールに通すためのリングに、布を挟むためのクリップが直結しているアイテムです。これさえあれば、わざわざカーテン用に加工された布を買う必要はありません。手芸コーナーで売っている「カットクロス」や、家にある「大判のストール」、「テーブルクロス」など、ただの四角い布の端をパチンパチンと挟んでいくだけで、即席カーテンに早変わりします。汚れたらクリップを外してすぐに洗濯できるのも大きなメリットです。アンティーク調の金具を選べば、100均とは思えない高見えするインテリアになります。
強力「ネオジム磁石」フックでスチールベッドを攻略
先ほども少し触れましたが、スチール製ロフトベッドを使っている方にとって、100均の「ネオジム磁石フック」はまさに神アイテムです。
普通の磁石ではなく、「ネオジム」と書かれた超強力なタイプを選んでください。特に「スイング(首振り)タイプ」のフックがおすすめです。これをベッドのフレーム天井面に等間隔で貼り付ければ、そこに直接カーテンワイヤーを通したり、軽量な突っ張り棒を乗せたりと、自由自在なレイアウトが可能になります。垂直耐荷重が2kg〜3kgあるものを選べば、ある程度の重さの布もしっかり支えてくれます。木製ベッドの方も諦めないでください。「マグネット用補助プレート(裏面がシールの鉄板)」を貼れば、このマグネット技が使えるようになりますよ。
結束バンドとワイヤーネットで「レール」を自作する
少し力技でワイルドな方法ですが、100均の定番アイテム「ワイヤーネット(メッシュパネル)」をロフトベッドの側面に結束バンド(インシュロック)でガッチリと固定し、そこを土台(ベース)にしてカーテンを取り付けるというDIYもあります。
この方法の優れた点は、「拡張性」です。ワイヤーネットを壁として設置することで、カーテンだけでなく、S字フックを掛けて帽子やバッグを収納したり、カゴを取り付けて小物を入れたりと、収納スペースとしての機能を同時に付加できるのです。見た目は少し無骨でインダストリアルな雰囲気になりますが、機能性と収納力を最優先する方には非常におすすめの実用的なDIYです。
フラットシーツやマルチカバーをカーテン代わりに代用
「ちゃんとした既製品のカーテンを買おうとすると数千円するし、そもそもロフトベッドに合う微妙なサイズがない…」
そんな時は、視点を変えて、寝具コーナーにある「フラットシーツ」や、インテリアコーナーの「マルチカバー(ソファーカバー)」を代用してみてはいかがでしょうか。
これらは200cm×150cmなどの大判サイズであっても、カーテンとして売られている布よりも遥かに安価な場合が多いです。しかも、四方の端がすでに綺麗に縫製処理されているため、ほつれてくる心配もありません。IKEAや無印良品のシーツコーナーは、実はシンプルで質感の良い「カーテン素材の宝庫」なのです。上部を折り返してクリップで留めれば、長さを微調整するのも簡単です。
DIYで設置する際の「安全性」と落下の注意点
100均DIYは安くて楽しいですが、安全性には既製品以上に十分な注意を払う必要があります。特に、寝ている場所や精密機器の近くでの設置にはリスクが伴います。
最もやってはいけないのが、「突っ張り棒の無理な連結」です。100均の突っ張り棒は長さの上限が短め(最大100cm〜120cm程度)なことが多いですが、長さが足りないからといって、2本の棒をガムテープなどで無理やり繋いで延長するのは非常に危険です。中央の強度が著しく低いため、必ず折れ曲がって落下します。2メートル近いスパン(横幅)を飛ばす場合は、ケチらずに必ずホームセンターやニトリで「対応サイズ」の太い製品を購入してください。
警告
落下した金属製の突っ張り棒や重いカーテンが、ベッド下にあるデスクトップパソコンやモニター、あるいは冬場の電気ヒーターの上に覆いかぶさると、機器の破損だけでなく、最悪の場合は火災の原因になる可能性があります。設置後は必ず手で強めに引っ張って強度を確認し、定期的に緩みがないか点検する習慣をつけましょう。
まとめ:ロフトベッドへのカーテン後付けで快適空間を
ロフトベッドへのカーテン後付けは、単なる目隠し以上の大きな価値をあなたの生活にもたらします。生活感を消して部屋をモデルルームのようにスッキリ見せたり、誰にも邪魔されない秘密基地のような没入感のあるスペースを作ったりと、工夫次第であなたの生活スタイルや部屋の居心地を大きく向上させてくれるはずです。
しっかりした個室機能とスムーズな開閉を求めるならニトリの突っ張りカーテンレール、まずは手軽に低予算で試してみたいなら100均のワイヤーや磁石フックなど、ご自身の予算と目的に合わせて最適な方法を選んでみてください。ただし、設置する際は、熱中症を防ぐための「暑さ対策(サーキュレーターの配置)」と、視力を守るための「適切な照明(LEDライト)」の準備もお忘れなく。この記事を参考に、ぜひあなただけの快適で素敵なロフト下空間を作り上げてくださいね。

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