ロールスクリーンの遮光を後付けで成功させる全手法

こんにちは、琵琶湖のほとりで快適な住まいづくりを考えている私です。最近は日差しが強くなってきたり、夜の街灯が気になったりと、窓まわりの環境を整えたいなと感じる機会が増えましたよね。特に、今の窓にロールスクリーンの遮光を後付けしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。賃貸だから穴を開けられない、ニトリなどの既製品を上手く使いたい、でも光漏れは防ぎたい。そんな悩みを抱えつつ、つっぱり式やカーテンレールへの設置を検討されていることと思います。今回は、私の経験や調べた知識をもとに、失敗しない後付けの方法を分かりやすくお話ししていきますね。

  • 賃貸住宅でも壁を傷つけずに設置できる具体的な手法
  • 遮光1級などの等級の違いと体感的な暗さの目安
  • 隙間からの光漏れを最小限に抑えるための正しい採寸方法
  • ニトリやIKEAなどの人気製品を選ぶ際のチェックポイント
目次

ロールスクリーンの遮光を後付けするメリット

今の住まいにロールスクリーンの遮光を後付けすることで、生活の質は驚くほど向上します。単に部屋を暗くするだけでなく、プライバシーの保護や冷暖房効率の改善など、目に見えない恩恵がたくさんあるんです。まずは、なぜ多くの方がこの「後付け」という選択をするのか、その魅力について深掘りしてみましょう。

賃貸の穴あけ不要なつっぱり式の選び方

賃貸物件において、最も大きな壁となるのが「原状回復」の問題です。壁や窓枠に一度でもネジ穴を開けてしまうと、退去時に補修費用を請求されるリスクがあります。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、穴あけ不要なつっぱり式のロールスクリーンです。

つっぱり式は、ネジを使う代わりに「面で押さえる力」を利用して固定します。近年の製品はメカ部分が進化しており、数十キロの荷重に耐えられるものも珍しくありません。

つっぱり式の固定メカニズム

多くのつっぱり製品は、内部に強力なスプリングを内蔵しています。両端のキャップ部分に滑り止めのシリコンゴムが貼られており、窓枠に圧着させることで固定します。最近では、ダイヤルを回して微調整するジャッキアップ方式が主流で、女性一人でも簡単に、かつ強固に取り付けられるようになっていますね。

設置場所の素材チェック

注意したいのは、取り付ける窓枠の強度です。中が空洞のプラスチック枠や、薄いベニヤ板のような素材だと、つっぱり圧で枠が歪んでしまうことがあります。理想は、しっかりとした厚みのある木枠やアルミサッシの枠です。設置前に、枠を指で叩いてみて、中が詰まっているか確認してみるのがいいかもしれません。

カーテンレールに後付けする遮光ロールスクリーン

つっぱり式が使えない窓や、すでに立派なカーテンレールが付いている場合には、レールを活用した取り付けが非常に合理的です。カーテンを外して、その代わりにロールスクリーンの遮光を後付けするイメージですね。

カーテンレールの耐荷重は、一般的に1メートルあたり5キロから10キロ程度とされています。遮光ロールスクリーンは生地が厚いため、特に幅広のものを付ける際は、レールのブラケットが壁にしっかり固定されているか再確認が必要です。

専用金具の使い方

カーテンレールに取り付ける際は、専用の「レール取付ビス(プレート)」を使用します。レールのランナーをすべて抜き取り、その溝にプレートを滑り込ませて、ロールスクリーンのブラケットを固定します。この方法は、壁に新しい穴を開けないため、賃貸でも安心して導入できるのが大きな魅力ですね。

ダブルレールの活用術

もしダブルレール(2本並んでいるタイプ)であれば、窓側にロールスクリーン、室内側にレースのカーテンという組み合わせも可能です。昼間はレースで光を採り入れ、夜はロールスクリーンでしっかり遮光するという使い分けができるので、インテリアの幅も広がります。

遮熱や断熱効果を高める1級遮光の機能性

ロールスクリーンを遮光にするメリットは、視覚的なものだけではありません。物理的な「熱の遮断」という点でも非常に優れています。

遮光等級遮光率主な効果と体感
完全遮光100%光を一切通さない。ホームシアターや昼間の睡眠に最適。
遮光1級99.99%以上人の顔が識別できない暗さ。日中の西日対策に強力。
遮光2級99.80%以上人の顔や表情がわかる程度。寝室での適度な暗さ。

特に裏面にアルミ蒸着やアクリル樹脂コーティングが施された生地は、熱を反射・吸収する能力が高いです。これにより、夏の冷房効率が向上し、冬は窓からの冷気を防いで暖房効率を高めてくれます。省エネ意識が高まっている滋賀の冬でも、窓まわりの断熱はとても重要ですね。

(出典:一般社団法人日本インテリア協会「遮光・遮熱・断熱カーテンの規格」

ニトリの遮光ロールスクリーンを後付けするコツ

身近で手に入りやすいニトリの製品は、後付けの強い味方です。既製品の種類が豊富で、その日のうちに持ち帰って設置できる手軽さが魅力ですね。

ニトリの遮光ロールスクリーンには「つっぱり式」として販売されているものと、通常の「ネジ止め式(レール取付可)」があります。購入前にパッケージの裏面をよく読み、自分の窓の仕様に合っているか確認しましょう。

ニトリ製品のサイズ調整

既製品はサイズが決まっていますが、幅が数センチ足りない程度であれば、設置位置を工夫することでカバーできます。また、ニトリのネット限定商品などでは、細かいサイズオーダーが可能な場合もあるので、店頭に希望のサイズがない場合はオンラインショップを覗いてみるのも一つの手です。

プルコード式やチェーン式の操作方法の違い

操作方法は、毎日の使い勝手に直結する大切な要素です。後付けする場所の高さや、周りの家具の配置に合わせて選びましょう。

プルコード式のメリットと注意点

中央の紐を引いて昇降させるプルコード式は、見た目が非常にスッキリします。上げ下げが素早くできるので、頻繁に開閉する窓に向いています。ただし、高い窓に取り付けると、コードが届かなかったり、椅子に乗る必要が出てきたりするので、設置場所の高さには注意が必要です。

チェーン式の操作感

側面のチェーンを回して動かすチェーン式は、重い生地でも軽い力で操作できるのが特徴です。また、好みの位置でピタッと止める精度が高いのもメリットですね。窓の前に机やソファがある場合でも、横から手を伸ばして操作できるため、家具の配置に制約がある部屋でも使いやすいかなと思います。

浴室やキッチンに最適な撥水遮光スクリーンの魅力

水回りの窓にも遮光を取り入れたい場面はあります。キッチンでの手元への日差しをカットしたり、お風呂場での夜間のシルエット漏れを防いだり。そんな時は、特殊なコーティングが施された撥水タイプが必須です。

通常の布製生地だと、湿気でカビが発生したり、油汚れが染み付いたりしてしまいます。撥水・防カビ機能付きなら、濡れた手で触っても安心ですし、汚れもサッと拭き取れます。プライバシーを守りつつ、清潔感を保てるのは嬉しいですよね。

プロジェクター投影に適した完全遮光生地の選び方

最近は「お家映画館」を楽しむ方も増えています。プロジェクターの映像を綺麗に映すには、部屋を真っ暗にする「完全遮光」が必要です。

スクリーン代わりの生地選び

多くの完全遮光生地は表面が滑らかで、プロジェクターのスクリーンとしても優秀です。特にホワイト系の生地を選べば、専用スクリーンを買わなくても十分に鮮明な映像を楽しめます。後付けでシアタールームを作りたいなら、生地の裏が黒くなっているものを選ぶと、透過光をゼロに抑えられるのでコントラストがはっきりしますよ。

ロールスクリーンの遮光を後付けで失敗しない採寸

「せっかく買ったのにサイズが合わない!」という失敗は、後付けで最も多いトラブルです。ロールスクリーンのサイズ選びには、特有のルールがあることを覚えておきましょう。

窓枠の内付けで発生する光漏れ対策の重要性

窓枠の中にピッタリ収める「内付け」を選ぶ際、必ず知っておかなければならないのが「メカと生地の隙間」です。

ロールスクリーンの製品幅(メカの幅)と生地の幅は同じではありません。左右のブラケットやチェーンの部品があるため、実際の生地は製品幅よりも左右合計で2cmから4cmほど狭くなります。

隙間からの光を防ぐ方法

内付けにすると、この左右の隙間から細い光の線が漏れてきます。これが気になる場合は、窓枠の奥行きを活かして、窓ガラス側に隙間を埋めるための専用テープや、プラスチック製のL字アングルを貼ることで、光漏れを物理的に防ぐことができます。

正面付けで隙間を防ぐサイズの測り方とポイント

遮光性を最優先し、光漏れを最小限にしたいなら「正面付け」が最強の選択肢です。窓枠の外側をすっぽり覆うように取り付けます。

正面付けのサイズ算出:窓枠の外寸に対して、左右に各5cm(合計10cm以上)、上下にも各5cm以上プラスしたサイズで発注するのが理想です。

これだけ大きく覆うことで、斜めから入ってくる光も遮断でき、まるで壁の一部のような遮光環境が作れます。ただし、窓枠からの出っ張りが生じるので、近くにドアやクローゼットがある場合は、干渉しないか十分にシミュレーションしておきましょう。

掃き出し窓に後付けする際の耐荷重と安全確認

人が出入りする掃き出し窓への後付けは、重量と頻度の両方を考慮する必要があります。

大型サイズの重量計算

幅180cm、高さ200cmといった大きなサイズの遮光生地は、メカを含めると4キロから5キロを超えることもあります。これをつっぱり式で支える場合、経年劣化や操作時の衝撃でズレ落ちてくるリスクがあります。万が一の落下を防ぐため、滑り止めシートを併用したり、定期的に固定強度を確認したりする習慣をつけたいですね。

小窓やスリット窓に合うスリムな遮光スクリーン

最近の住宅で増えているスリット窓や小窓。大きなロールスクリーンだとメカ部分が目立ってしまいますが、小窓専用の「スリムタイプ」なら、手のひらサイズのメカで設置可能です。

後付けでも、窓枠の細さに合わせたスリムなつっぱり機構のものを選べば、インテリアの邪魔をせず、西日だけをスマートにカットできます。小さな窓こそ、遮光を後付けすることで部屋全体の温度上昇を抑える効果が大きいですよ。

西日対策に有効な遮光1級と2級の体感的な差

「なんとなく暗くなればいいかな」と思って2級を選ぶと、真夏の強烈な西日には太刀打ちできないことがあります。

1級遮光は、生地の裏側に遮光フィルムが貼ってあるようなイメージで、太陽の輪郭すら見えません。対して2級は、生地の織り目からわずかに光が透け、太陽がどこにあるか分かります。

特に液晶画面やテレビに光が反射して困っている場合や、寝室で朝までぐっすり眠りたい場合は、迷わず1級をおすすめします。価格差以上に、体感的な満足度が全く違います。

1cm単位のオーダーで後付けを成功させるコツ

既製品ではどうしても数センチの妥協が必要になりますが、オーダー品なら窓にシンデレラフィットします。

採寸の基本「3点測り」

窓枠は一見まっすぐに見えて、実は数ミリ歪んでいるのが普通です。幅と高さを、上・中・下の3箇所ずつ測り、その中の「最小値」を基準にします。オーダー店によっては「実寸から1cm引いてください」といった指定があるため、各ショップの指示をよく読み、正確に伝えるのが成功の秘訣です。

ブラケットの種類と壁の下地を確認する手順

もし、持ち家などでビスを使ってしっかり後付けしたい場合は、壁の構造を把握する必要があります。

日本の住宅の壁の多くは「石膏ボード」でできています。このボード自体にはネジを保持する力がほとんどありません。下地センサー(壁裏探知機)を使用して、壁の裏にある「間柱(まばしら)」を探し、そこに確実にビスを打ち込むのがプロの技です。

滋賀県内での窓まわりの施工や、下地の確認を含めた相談をしたい場合は、専門の業者に依頼するのも一つの手です。例えば、滋賀のリフォーム事例を参考に、経験豊富なプロの意見を聞いてみるのも安心ですね。

ロールスクリーンの遮光を後付けする際の注意点

後付けした後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、安全性や法的基準、メンテナンスについても知っておきましょう。

賃貸の原状回復を考慮した粘着式の活用とリスク

最近では、つっぱり式よりもさらに手軽な「両面テープ粘着式」のロールスクリーンも販売されています。しかし、これには大きな落とし穴があります。

強力な粘着テープは、剥がす際に窓枠の塗装や表面のプリントを一緒に剥がしてしまうリスクが非常に高いです。また、夏の高温で粘着剤が溶け出し、ベタベタが残って取れなくなることもあります。

賃貸で原状回復を重視するなら、少し高価でもつっぱり式を選ぶか、既存のカーテンレールを使うのが、最終的な修繕費用を抑えることにつながります。

子供やペットを守るコードレスや安全パーツの導入

ロールスクリーンを後付けする際、家庭環境によっては「安全性」が最優先事項になります。垂れ下がったチェーンは、小さなお子さんやペットにとって非常に危険な存在になり得るからです。

セーフティパーツの活用

チェーン式を選ぶなら、強い力がかかるとチェーンが切れて外れる「セーフティジョイント」が装備されているか確認しましょう。また、コードを子供の手の届かない位置で束ねるコードクリップの活用も必須です。

コードレスタイプの進化

最近では、チェーンも紐もなく、ボトムバーを直接手で上げ下げする「コードレス式」の人気が高まっています。見た目が最もスッキリするだけでなく、絡まり事故のリスクがゼロなので、寝室や子供部屋への後付けには特におすすめです。

IKEAの遮光ロールスクリーンを日本仕様で使う

北欧デザインが魅力のIKEA製品ですが、日本の一般的な窓規格(尺モジュールなど)とはサイズ設定が異なります。

既製品をそのまま付けようとすると、幅が中途半端に余ったり足りなかったりすることが多いです。モデルによっては「生地をカットして幅を調整可能」なものもありますが、遮光生地はカットした端からほつれやすいため、専用のほつれ止めを塗るなどの丁寧な加工が必要です。また、付属のビスが日本の石膏ボードには合わないこともあるため、ホームセンターで適切なネジを買い足す準備をしておくとスムーズです。

ネット通販で安い遮光ロールスクリーンを買う際の罠

低価格な製品にはそれなりの理由があります。特に遮光性能に関しては、公的な試験を通っていない自称「遮光」に注意が必要です。

格安製品の中には、巻取りのバネが弱く、半年ほどで「上がらなくなった」「途中で止まらなくなった」というトラブルがよく報告されています。毎日使うものだからこそ、一定の品質が担保されたメーカー品を選ぶのが、結果的にコストパフォーマンスを高くしてくれます。

防炎機能付きを選定すべきマンションの義務と基準

マンションにお住まいの方、特にお住まいの階数が11階以上(高さ31メートル以上)の場合は、消防法により「防炎物品」の使用が義務付けられています。

これは、万が一の火災の際に燃え広がりにくくするための措置です。後付けする製品のラベルに「防炎」の文字があるか必ずチェックしましょう。高層階でなくても、もし火災保険の条件に関わる場合もあるので、安心を買う意味でも防炎タイプを選んでおくと良いですね。

生地が洗えるウォッシャブル機能のメンテナンス性

ロールスクリーンは一度設置すると外すのが面倒ですが、キッチン付近や喫煙者がいる部屋では汚れが蓄積しやすいです。

ウォッシャブル機能付きなら、生地をメカからマジックテープ等で剥がして洗濯機で洗えます。ただし、遮光コーティングが施された生地は、洗濯によってコーティングが剥げて遮光性が落ちたり、生地が硬いために洗濯機に入らなかったりすることも。洗いたい場合は、対応生地であるかを念入りに確認しましょう。

ロールスクリーンの遮光を後付けで選ぶ最終基準

ここまで多くのポイントを解説してきましたが、理想のロールスクリーンの遮光を後付けするためには、自分の優先順位を明確にすることが一番大切です。

まとめの最終チェック:

  • 賃貸なら「つっぱり」か「レール取付」の二択から入る。
  • 寝室なら「遮光1級」以上を、1cm単位のオーダーで選ぶ。
  • 子供やペットがいるなら「コードレス」や「安全パーツ」を優先する。
  • マンション住まいなら「防炎マーク」の有無を忘れない。

後付けは、今の不便を解消するためのポジティブなステップです。正しい知識を持って選べば、きっとあなたのお部屋はもっと快適で、落ち着ける空間に生まれ変わるはずですよ。

もっと具体的な製品選びや、住まい全体の快適化について興味がある方は、滋賀の賃貸物件の設備情報をチェックしてみたり、プロに相談してみたりしてくださいね。あなたの窓まわりが、素敵なロールスクリーンで彩られることを願っています。

※正確な設置方法や耐荷重については、必ず購入する製品の取扱説明書を確認してください。また、DIYに不安がある場合は無理をせず、お近くの建具店や内装業者にご相談ください。

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