「IKEAで素敵なカーテンを見つけたけれど、パッケージを開けてみたらフックの形状が日本と全然違う…」
「この紐みたいなテープは何?どうやってレールに掛ければいいの?」
おしゃれでリーズナブルなIKEAのカーテンですが、いざ取り付けようとすると、その独特な仕様に戸惑ってしまう方は非常に多いです。日本の一般的なカーテンとは異なり、IKEAの製品は「ご自身でスタイルをカスタマイズする」ことを前提に作られているため、少しだけコツが必要なんですよね。
実は私自身も、初めてIKEAのカーテン「RIKTIG(リクティーグ)」を手にしたときは、説明書のイラストだけでは理解できず、しばらくフリーズしてしまった経験があります。でも大丈夫です。仕組みさえ分かってしまえば、誰でも簡単に、まるでホテルのような美しいプリーツを作ることができるようになります。
この記事では、DIYやインテリアいじりが大好きな私が、実体験をもとにIKEAカーテンフックの付け方を、初心者の方にも分かりやすく噛み砕いて解説していきます。カーテンレールへの設置から、綺麗なドレープを出すための裏技まで、失敗しないためのポイントを余すことなくお伝えしますね。
- IKEA独自のフック「RIKTIG」とリング「SYRLIG」の正しい使い分け
- 日本の一般的なカーテンレールに設置する際の具体的な手順と注意点
- 複雑に見える「プリーツ(ひだ)」を誰でも簡単に美しく作る方法
- カーテンの裾上げや洗濯時のお手入れなど長く愛用するためのコツ
初心者必見! ikea カーテンフック 付け方 の基礎知識
まずは、作業を始める前に知っておくべき基本的な知識から整理していきましょう。IKEAのカーテンシステムは、日本の「アジャスターフック」とは全く異なる思想で作られています。ここを理解せずに無理やり取り付けようとすると、「長さが合わない」「プリーツが均等にならない」といった失敗につながってしまいます。
私たちが普段目にする日本のカーテンは、あらかじめヒダが縫い付けられていますが、IKEAのカーテンは「一枚の布」に近い状態で販売されています。これをフックとテープを使って、自分好みの形に仕立てていくのが最大の特徴なんです。
イケアのカーテンフック「RIKTIG」の特徴とは
IKEAのカーテンコーナーに行くと必ず目にするのが「RIKTIG(リクティーグ)」というシリーズです。これは単なるフックではなく、カーテンの表情を作るための重要なパーツです。日本のプラスチック製アジャスターフックと違い、RIKTIGは金属製(ステンレススチール)であることがほとんどです。
最大の特徴は、その形状です。一見すると「フォーク」のような形をしており、足が2本あるタイプや4本あるタイプが存在します。この足をカーテン上部のテープに差し込むことで、布を寄せ集め、美しいプリーツ(ひだ)を強制的に作り出す仕組みになっています。
RIKTIGのポイント
日本のフックは「高さを調整する」のが主な役割ですが、IKEAのRIKTIGフックは「ヒダの形と深さを作る」ことが主な役割です。そのため、高さ調整機能は付いていないことが一般的です。
リング式「SYRLIG」とフックの使い分け
もう一つ、よく見かけるのが「SYRLIG(シースリグ)」というリングタイプのパーツです。こちらはカーテンレールではなく、ポール状の「カーテンロッド」を使用する場合に活躍するアイテムです。
SYRLIGには、クリップと小さなフックの両方が付属していることが多いです。「RIKTIGを使ってプリーツを作ったカーテンを、リングの小さな穴に引っ掛けてロッドに通す」という使い方もできますし、「クリップで布を直接挟んでラフに吊るす」という使い方も可能です。
ご自宅の環境が一般的な「レール」なのか、おしゃれな「ロッド(ポール)」なのかによって、選ぶべきパーツが変わってきますので、まずは自宅の窓辺をチェックしてみてくださいね。
カーテンテープの仕組みとポケットの役割
IKEAのカーテンの上部には、必ずと言っていいほど「ヘディングテープ」と呼ばれる白い帯が縫い付けられています。よく見ると、このテープには無数の小さな「ポケット(穴)」が等間隔に並んでいるのが分かるはずです。
このポケットこそが、IKEAカーテン攻略の最大の鍵です。すべての穴にフックを通すわけではありません。「どの穴に通して、いくつの穴を飛ばすか」という組み合わせによって、シングルフックにするか、ダブルプリーツにするか、あるいはフラットにするかを自由に決めることができるのです。
最初は「暗号かな?」と思うかもしれませんが、法則性さえ掴めば、パズル感覚で楽しめますよ。
レールとロッドで変わる取り付けのアプローチ
取り付け先が「機能性レール(日本の一般的な賃貸住宅にあるもの)」か「装飾レール(ポールタイプ)」かによって、準備が変わります。
機能性レールの場合、ランナー(タイヤが付いてコロコロ動く部品)のリングにフックを引っ掛けることになります。一方、ポールタイプの場合は、ポールにリングを通し、そのリングにフックを掛ける形になります。
IKEAのフックは基本的にどちらにも対応できますが、日本の機能性レールのランナーの穴が小さい場合、金属製のRIKTIGフックが少し入りにくいことがあります。その場合は、無理に押し込まず、ランナーの向きを調整しながら慎重に取り付ける必要があります。
必要な道具と準備しておくべきアイテム一覧
作業をスムーズに進めるために、以下の道具を揃えておきましょう。特に脚立は必須です。不安定な椅子の上での作業は危険ですので避けてくださいね。
| アイテム名 | 用途・備考 |
|---|---|
| RIKTIG カーテンフック | 必須アイテム。プリーツを作るために必要です。 |
| 安定した脚立 | 高所作業用。安全第一でお願いします。 |
| メジャー | カーテンの長さやフック間隔を測ります。 |
| アイロンとアイロン台 | 裾上げテープを使用する際や、畳みジワを取るのに使います。 |
| SY(スィー)裾上げテープ | IKEAで売っているアイロン圧着式のテープ。長さ調整に必須。 |
日本の一般的なカーテンレールとの互換性
「そもそも海外規格のIKEAカーテンは、日本のレールに付くの?」と不安に思う方も多いでしょう。結論から言うと、ほとんどの場合、取り付け可能です。
IKEA公式サイトでも案内されていますが、ヘディングテープ付きのカーテンであれば、別売りのRIKTIGフックを使用することで、日本の一般的な「C型レール」や「機能性レール」のランナーに引っ掛けることができます。ただし、先ほど触れたように、フック自体に高さ調整機能(アジャスター)がないため、カーテンが床に擦ってしまったり、逆に短すぎたりしないよう、事前の長さ調整が非常に重要になります。
また、ご自身でレールのメンテナンスやフックの交換を行いたい場合は、レールの構造を理解しておくと安心です。以下の記事も参考にしてみてください。
カーテンレールフックの外し方!ドライバー1本で交換や追加手順
購入前に確認したいパッケージ内容と数量
IKEAに行くとテンションが上がってしまいがちですが、購入時は必ず「フックのセット数」を確認しましょう。RIKTIGフックは通常、20ピース入りなどで販売されています。
「カーテン1セット(2枚組)買ったから、フックも1袋でいいだろう」と思っていると、ダブルプリーツを作ろうとした際にフックが足りなくなることがあります。作りたいヒダの数に応じて必要なフックの数が変わるため、少し多めに予備を買っておくのが私のおすすめです。余っても数百円ですし、将来破損した時の予備になりますからね。
徹底解説! ikea カーテンフック 付け方 の実践ステップ
さあ、ここからは実際に手を動かしていく実践編です。IKEAのカーテンをパッケージから出し、窓辺に美しく飾るまでの手順を、順を追って解説します。「長さ調整」から始まるのが、日本のアジャスター付きカーテンとの大きな違いです。
Step1 カーテンの長さを決めて裾上げする
IKEAのカーテンは、多くの国で使えるよう、長さが250cmなど非常に長く作られています。日本の一般的な天井高(240cm前後)や窓の高さには長すぎることがほとんどです。
まず、フックを付ける前に、カーテンを一度レールに仮止めして(洗濯バサミなどでOK)、仕上がりの長さを決めます。床すれすれにするのか、少し引きずる「ブレイクスタイル」にするのかを決めましょう。長さが決まったら、IKEAの「SY(スィー)」などの熱接着テープを使って裾上げを行います。
注意点
綿や麻などの天然素材が含まれている場合、最初の洗濯で数センチ縮むことがあります。一度水通ししてから裾上げするか、縮む分を見越して少し長めにカットすることをおすすめします。
Step2 フックを差し込む間隔の決め方
次に、テープのポケットにフックを差し込んでいきますが、ここで「間隔」をどうするかが問題になります。一般的には、レールのランナーの数に合わせるのが基本です。
まず、ご自宅のレールのランナー(動く輪っか)の数を数えてください。その数に合わせて、カーテン全幅に対して均等にフックを配置していきます。例えば、片側のランナーが10個なら、フックも10個必要です。
Step3 シングルプリーツを作るフックの通し方
シンプルですっきりとした印象にしたい場合は「シングルプリーツ」がおすすめです。RIKTIGフックを使ってこれを作るには、以下の手順で行います。
- テープのポケットの「1つ目」にフックの足を差し込みます。
- そのままフックを押し上げます。
- 次のフックまでは、ポケットを適当な数(例えば5〜6個)空けて、また差し込みます。
この方法は布の使用量が少なくなるため、カーテンの横幅に余裕を持たせたい時にも有効です。ヒダがあまり寄らないので、柄物のカーテンの柄を綺麗に見せたい時にも適しています。
Step4 ダブルプリーツで豪華に見せるテクニック
IKEAのカーテンらしい、ホテルのような立体的で美しいドレープを作りたいなら「ダブルプリーツ(1.5倍ヒダに近いイメージ)」に挑戦しましょう。ここが少し複雑ですが、慣れれば簡単です。
- RIKTIGフックの足を使います。
- まず、1本目の足をポケットに差し込みます。
- 次に、ポケットを1つ飛ばして、3つ目のポケットに2本目の足を差し込みます。
- この状態でフックを固定すると、飛ばしたポケットの分の布が手前に押し出され、綺麗な「山」が一つできます。
この作業を繰り返すことで、布が規則正しく波打ち、高級感のある窓辺が完成します。ポケットをいくつ飛ばすかで山の深さが変わるので、布の厚みに合わせて調整してみてください。
Step5 ランナーへの引っ掛け方と最終調整
すべてのフックを付け終わったら、いよいよレールへの取り付けです。脚立に乗り、レールの端から順番に、フックをランナーの穴に掛けていきます。
この時、一番端(固定ランナー)から掛けていくとスムーズです。全てのフックを掛け終えたら、カーテンを閉めてみましょう。もし左右のバランスが悪かったり、フックの間隔が広すぎて布がたるんでしまったりする場合は、フックの位置を再度調整します。この「微調整」ができるのも、ポケットがたくさんあるIKEA式テープのメリットですね。
ワイヤーシステムを使う場合の特別な注意点
IKEAには「DIGNITET(ディグニテート)」のようなワイヤー式のカーテンシステムもあります。この場合、通常のランナーではなく、ワイヤー専用のクリップやフックを使用します。
ワイヤーシステムはスタイリッシュですが、重いカーテンを吊るすとワイヤーがたわんでくる可能性があります。RIKTIGフックでしっかりとプリーツを作った重厚なカーテンよりも、軽やかなリネンやレースカーテンを、クリップでラフに吊るすスタイルのほうが、ワイヤーへの負担が少なく、デザイン的にもマッチします。
クリップを使ってラフに吊るすアレンジ方法
「プリーツを作るのが面倒」「もっとカジュアルな雰囲気にしたい」という方は、SYRLIGのクリップパーツだけを使うのも手です。ヘディングテープのポケットを無視して、カーテンの上端を等間隔にクリップで挟むだけ。
この方法は、カーテンの長さを数センチ単位で調整したい時にも便利です。布を深く挟めば短くなり、浅く挟めば長くなるからです。カフェカーテンのような可愛らしい雰囲気に仕上がりますよ。
ドレープを綺麗に見せるための最後のひと手間
取り付けた直後は、パッケージに入っていた時の畳みジワが残っていたり、プリーツが落ち着かずに広がってしまったりすることがあります。そこで、プロもやっている仕上げのテクニックをご紹介します。
カーテンを全開にして端に寄せ、プリーツの山を綺麗に整えて手で束ねます。その状態で、帯や紐を使って数日間、優しく縛っておくのです(「形態安定加工」を擬似的に行うイメージです)。これを数日続けると、布がプリーツの形を記憶し、開け閉めした時にも美しいドレープが戻るようになります。ぜひ試してみてください。
もっと快適に! ikea カーテンフック 付け方 の応用とコツ
基本の取り付け方はマスターできましたが、長く使っていると「洗濯はどうするの?」「フックが壊れたら?」といった疑問が出てくるものです。ここでは、さらに快適に使い続けるための応用知識とコツをご紹介します。
洗濯する時のフックの取り扱いと保管方法
年末の大掃除や季節の変わり目にカーテンを洗濯する際、RIKTIGフックは必ず取り外してください。金属製なので、付けたまま洗濯機に入れると、生地を傷めたり、洗濯機の中で外れて故障の原因になったりします。
外したフックは、ジップロックなどの袋にまとめて保管しましょう。「どの位置のポケットに刺していたか」を忘れてしまいがちなので、スマホで写真を撮っておくか、マジックでテープの裏側に小さく印をつけておくと、再設置の時に迷わずに済みます。
フックが足りない・壊れた時の対処法と代用
「模様替えでプリーツを増やしたらフックが足りなくなった!」という場合、IKEA店舗が近くにあれば買い足すのがベストですが、遠方の場合は困りますよね。
実は、IKEAのテープは一般的な形状に近いので、ホームセンターや100円ショップで売っている「金属製カーテンフック」でも代用できる場合があります(サイズ確認は必須です)。ただし、プラスチック製のアジャスターフックは足の太さが違うため、IKEAの細かいポケットに入らないことが多いので注意してください。
重いカーテンを吊るす際の強度に関する注意
IKEAの遮光カーテンやベルベット素材のカーテンは、かなりの重量があります。これを日本の一般的な「C型レール(賃貸によくあるもの)」に吊るす場合、レールの耐荷重を超えないか確認が必要です。
特に、幅の広い窓でカーテンを束ねた時、レールの端に重さが集中します。レールのビスが緩んでいないか定期的にチェックしましょう。もし不安な場合は、ランナーの数を増やして負荷を分散させるか、より強固なレールへの交換を検討することをおすすめします。
遮光ライナーを一緒につける場合のフック活用
IKEAでは、カーテンの裏に取り付けて遮光機能をプラスする「ライナー」も販売されています。これを取り付ける際も、同じRIKTIGフックを活用します。
カーテン本体のテープと、ライナーのテープを重ねて、一つのフックで両方のポケットを貫通させて固定します。少し力が必要ですが、これで2枚の布が一体化し、遮光性能を高めることができます。フックが一本で済むので、レールが1本しかない場所でも遮光カーテン化できる便利なテクニックです。
おしゃれな窓辺を作るためのスタイリング事例
IKEAのカーテンフックシステムを理解すると、スタイリングの幅がグッと広がります。
- あえてフックを見せる: ポールレールを使い、シルバーやゴールドのリングとフックをインテリアの一部として見せる。
- ブレイクスタイル: カーテンを床に5〜10cmほど垂らす海外風のスタイル。フックの位置を下げられないIKEAカーテンだからこそ、裾上げ時の調整で実現しやすいスタイルです。
- 異素材ミックス: 1つのレールに、透け感の異なる2種類のカーテンをクリップでランダムに吊るすなど、自由な発想で楽しめます。
賃貸でも安心な取り付けのポイントと原状回復
賃貸住宅にお住まいの場合、「レールを変えるわけにはいかない」という制約がありますよね。IKEAのカーテンフックは、既存のランナーを利用するだけなので、壁やレールに傷をつけることなく設置可能です。
唯一の注意点は「カーテンの重さ」と「フックの金属音」です。金属フックと金属ランナーが接触すると、開閉時にシャラシャラと音がすることがあります。気になる場合は、静音タイプのランナーに交換するなどの工夫も検討できますが、基本的にはそのまま使っても問題ありません。退去時は元のカーテンとフックに戻すだけなので、原状回復も簡単です。
IKEAのカーテンフックの仕様について、さらに詳しい公式情報や適合性を確認したい場合は、以下のページも参考になります。
(出典:IKEA公式『イケアのカーテンを日本のレールにつけられますか?』)
まとめ: ikea カーテンフック 付け方 をマスター
いかがでしたでしょうか。最初は「難しそう」「面倒くさそう」と感じていたIKEAのカーテンフックも、仕組みを知れば、実はとても合理的で自由度が高いシステムだということがお分かりいただけたかと思います。
「ikea カーテンフック 付け方」をマスターすることで、単にカーテンを吊るすだけでなく、プリーツの美しさにこだわったり、自分だけのスタイルを作ったりと、インテリアの楽しみが大きく広がります。この記事を参考に、ぜひあなただけの素敵な窓辺を作り上げてくださいね。少しの手間で、部屋の雰囲気がガラリと変わる感動を味わえるはずです。

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