記事タイトル
カーテンレールの型と調べ方完全ガイド!種類や採寸のコツを解説
記事構成案
初心者でも分かるカーテンレールの型と調べ方の基本
機能性と装飾性の種類を正しく見分ける
断面の形状でC型か角型かを判断する
取り付け方が正面付けか天井付けか確認する
賃貸物件でよく採用されるレールの特徴
古いカーテンレールのメーカーを特定する方法
ニトリなどで購入する前に確認すべきこと
I型など特殊なレールの見分け方
カーテンレールの型を調べた後の正確なサイズの測り方
失敗しない採寸に必要な道具を準備する
横幅は固定ランナー間を基準に測る
丈はランナーのカン下から床や窓枠まで測る
掃き出し窓の長さ調整とマイナス値の計算
腰高窓や出窓における適切なプラス寸法
フックの形状がAかBかを選定する基準
レースカーテンのサイズを微調整するコツ
調べた型に基づくカーテンレール部品の交換とトラブル対処
ランナーの滑りが悪い時のメンテナンス方法
廃盤になった部品の代替品を探すヒント
ブラケットがぐらつく時の補修と対策
賃貸で穴を開けずにブラインドを付ける方法
マグネットランナーなど便利パーツの活用
自分で交換するのが難しい場合の依頼先
まとめ:カーテンレールの型と調べ方で快適な窓辺を
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引っ越しや模様替えのタイミングで、いざカーテンを新調しようとしたときに「あれ、うちのレールってどんな種類だっけ?」と迷ってしまうことはありませんか。カーテンレールの型や調べ方に関する正しい知識がないと、せっかく買ったカーテンのサイズが合わなかったり、取り付けたいブラインドが設置できなかったりと、思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。実はレールの形状や取り付け方法にはいくつかのパターンがあり、それらを正しく把握することが理想の窓辺を作るための第一歩となります。
- 自宅のレールの種類や断面形状を正しく判別できるようになる
- カーテンの採寸で失敗しないための正確な測り方がわかる
- AフックとBフックの選び方やレールの取り付け位置による違いを学べる
- 賃貸でも可能な部品交換やブラインド取り付けの可否を判断できる
初心者でも分かるカーテンレールの型と調べ方の基本
まずは、現在ご自宅に取り付けられているカーテンレールがどのようなタイプなのか、その「素性」をしっかりと見極めることから始めましょう。一見どれも同じように見えるレールですが、実は機能や用途によって明確な分類が存在します。ここを間違えると、後々の部品選びやカーテン購入ですべてが狂ってしまうので、一緒にチェックしていきましょう。
機能性と装飾性の種類を正しく見分ける
カーテンレールは大きく分けて「機能性レール」と「装飾レール」の2種類に分類されます。これを判別するのは非常に簡単ですが、用途が全く異なるため重要です。
機能性レールは、その名の通り「カーテンの開閉しやすさ」を最優先に作られたものです。一般的にステンレスやアルミ、樹脂で作られており、見た目はシンプルな直線状です。マンションやアパートで最初からついているレールのほとんどがこれに該当します。摩擦係数が低く設計されているため、重い遮光カーテンでもスルスルと動くのが特徴です。
一方で装飾レールは、デザイン性を重視して「見せる」ことを目的としています。木製やアイアン(鉄製)のポール状のものが多く、両端に飾り(フィニアル)がついているのが特徴です。リビングなどの目立つ窓に使われることが多く、リングランナー(輪っか状の部品)を使用するのが一般的です。
ここがポイント これから部品交換やブラインド取り付けを考えている場合、対象となるのは「機能性レール」であるケースがほとんどです。装飾レールの場合、部品が特殊であることが多いため、メーカー取り寄せになる可能性が高くなります。
断面の形状でC型か角型かを判断する
機能性レールだと分かったら、次はレールの「断面(切り口)」の形を見てみましょう。ここが部品の互換性を決める最大のポイントになります。脚立などに乗って、レールを真横から覗き込んでみてください。
最も一般的なのが角型レールです。断面が長方形や正方形に近く、内部の空間が広いためランナー(滑車)がスムーズに動きます。最近の住宅では主流となっているタイプで、耐久性も高く、非常に安定しています。
もう一つよく見かけるのがC型レールです。断面がアルファベットの「C」のように丸みを帯びた楕円形をしています。少し古い住宅や公団住宅などでよく採用されています。角型に比べると内部が少し狭いため、ゴミが詰まると動きが悪くなりやすい傾向があります。
豆知識 実は、市販されている交換用ランナーの多くは「C型・角型兼用」として販売されています。溝幅が5mm〜6mm程度であれば、どちらのタイプでも使えることが多いので便利ですよ。ただし、念のため購入前に定規で溝の幅を測っておくと安心です。
取り付け方が正面付けか天井付けか確認する
レールの型と同じくらい重要なのが、「どこにどうやって付いているか」です。これはカーテンの丈を測る際や、フックの種類を選ぶ際に致命的な違いを生みます。
- 正面付け:窓枠の上の壁面や、窓枠の正面部分に付いているタイプ。窓全体を覆うので光漏れを防ぎやすいのが特徴です。左右に少しレールが飛び出しているのが一般的です。
- 天井付け:窓枠の内側の天井面(上枠の裏)や、カーテンボックスの中に付いているタイプ。窓枠内にスッキリ収まりますが、上部に隙間ができやすく、カーテンの丈の測り方が正面付けとは異なります。
これを間違えて認識していると、後で解説するカーテンの丈やフック選びで失敗してしまいますので、必ず目視で確認してください。
賃貸物件でよく採用されるレールの特徴
賃貸にお住まいの方の場合、退去時の原状回復が基本ルールとなるため、レールの種類をより慎重に確認する必要があります。
賃貸で最も多いのは、シンプルなシングルの機能性レールか、レースとドレープが掛けられるダブルの機能性レールです。特に確認しておきたいのは、「しっかりと固定されているか」という点です。前の入居者が使っていた影響でネジが緩んでいたり、ランナーが欠けていたりすることがあります。また、古い物件では「シングルレールのみ」というケースもあり、レースとドレープの両方を掛けたい場合は工夫が必要になります。
注意点 もしレールがグラグラしていたり、部品が足りない場合は、自分で修理する前に必ず管理会社へ連絡しましょう。勝手に手を入れるとトラブルの原因になることがあります。特に、ネジ穴がバカになっている場合は素人の修復が難しいため、プロの対応が必要です。
古いカーテンレールのメーカーを特定する方法
「ランナーが壊れたから同じものが欲しい」という場合、メーカー名を知りたくなりますよね。しかし、カーテンレールにはメーカー名の刻印がないことがほとんどです。
調べる方法としては、レールの端についている「エンドキャップ」の形状を確認するのが近道です。TOSO(トーソー)、タチカワブラインド、フェデポリマーブルといった主要メーカーのカタログやウェブサイトにある部品一覧と、自宅のキャップの形を見比べて特定します。かなり根気がいる作業ですが、特殊な部品やブラケットが必要な場合はこの方法が確実です。スマホで写真を撮って、ホームセンターの店員さんに見せるのも一つの手です。
ニトリなどで購入する前に確認すべきこと
ニトリやホームセンターで新しいレールやカーテンを買う前に、以下の3点をメモしてから出かけるとスムーズです。
- レールの種類:機能性か装飾性か、シングルかダブルか。
- サイズ:今のレールの長さ(端から端まで)。もしレールがない場合は、窓枠の外寸を測ります。
- 取り付け状況:壁に付いているか、窓枠内か、カーテンボックスがあるか。
特に「伸縮式レール」を購入する場合は、縮めた時の長さと伸ばした時の最大長さを確認し、自宅の窓幅に対応しているかチェックしましょう。伸縮式は便利ですが、継ぎ目でランナーが引っかかりやすいというデメリットもあるため、頻繁に開け閉めする窓にはオーダーカットの1本モノのレールの方が適している場合もあります。
I型など特殊なレールの見分け方
稀に、断面がアルファベットの「I」の字になっているレールがあります。これはI型レールと呼ばれ、主に出窓のカーブ部分や、病院のベッドの間仕切りなどで使われるタイプです。
I型レールは手で曲げられるほどの柔軟性を持っていますが、一般的なC型や角型用のランナーや取り付け金具とは互換性がないことが大半です。もしご自宅のレールがこのタイプであれば、専用の部品を探す必要があります。ホームセンターでは取り扱いが少ないため、ネット通販での購入がメインになるでしょう。
カーテンレールの型を調べた後の正確なサイズの測り方
レールの種類が分かったら、いよいよカーテンを購入するための採寸です。「窓の大きさを測ればいいんでしょ?」と思われがちですが、それは大きな間違い。実は、カーテンのサイズは「カーテンレールのサイズ」を基準に決めるのが鉄則なんです。窓枠のサイズで注文してしまうと、レールの方が長くてカーテンが閉まらない、といった悲劇が起きます。
失敗しない採寸に必要な道具を準備する
まずは道具の準備です。柔らかい裁縫用のメジャーではなく、金属製のしっかりしたコンベックス(巻尺)を用意してください。裁縫用メジャーだと、長い距離を測るときにたわんでしまい、数センチの誤差が出ることがあります。カーテンにおいて数センチのズレは命取りです。また、高い位置を測るための脚立や踏み台も安全のために用意しましょう。
横幅は固定ランナー間を基準に測る
カーテンの幅を決める際、最も重要なのが「どこからどこまでを測るか」です。
正解は、「レールの両端にある固定ランナー(動かないランナー)のリングからリングまでの距離」です。レール自体の全長や、窓枠の幅ではありません。固定ランナーは、レールの端のキャップ部分についていることが多いです。
そして、測った長さに約3%〜5%のゆとり分を足します。このゆとりがないと、カーテンを閉めた時にパツパツになってしまい、中央に隙間ができてしまいます。ヒダが綺麗に出るためにも、少し余裕を持たせるのがプロのコツです。
計算式 固定ランナー間の距離 × 1.05 = カーテンの仕上がり幅 (例:レール幅が200cmの場合、200 × 1.05 = 210cmで注文します)
丈はランナーのカン下から床や窓枠まで測る
次に丈(高さ)です。これもレールの種類に関わらず、基本は「ランナーの穴(カン)の下端」からスタートします。レールの上端や途中から測ってしまうと、フックを掛けた時に長さが合わなくなります。
メジャーのフックをランナーの穴に引っ掛けて、下まで垂直に降ろして測りましょう。一人で測るのが難しい場合は、誰かにメジャーの先を持ってもらうか、メジャーのフックをテープで一時的に固定すると正確に測れます。
掃き出し窓の長さ調整とマイナス値の計算
床まである大きな窓(掃き出し窓)の場合、測った数値そのままのカーテンを作ると、裾が床に引きずってしまい、汚れや摩耗の原因になります。見た目もだらしなくなってしまいます。
そのため、カン下から床までの実測値から1cm〜2cmマイナスした長さを「仕上がり丈」とします。こうすることで、カーテンが美しく吊り下がり、開閉もスムーズになります。特に厚手のドレープカーテンは、湿気などで多少伸び縮みすることがあるため、床にギリギリつかない長さを狙うのがポイントです。
腰高窓や出窓における適切なプラス寸法
一方で、壁の途中にある「腰高窓」の場合は、光漏れや冷気の侵入(コールドドラフト)を防ぐために、あえて長く作ります。冬場、窓から降りてくる冷たい空気は部屋の温度を下げる大きな要因となるため、カーテンでしっかりガードすることが重要です。
カン下から窓枠の下枠までの長さを測り、そこに15cm〜20cmプラスするのがおすすめです。環境省も推奨する「ウォームビズ」の一環としても、窓辺の断熱性を高めるためにカーテンの丈を十分に確保することは非常に効果的です(出典:環境省『WARM BIZ(ウォームビズ)とは』)。
| 窓の種類 | 計測の終点 | 調整値(目安) |
|---|---|---|
| 掃き出し窓 | 床 | マイナス 1〜2cm |
| 腰高窓 | 窓枠の下 | プラス 15〜20cm |
| 出窓 | カウンター(天板) | マイナス 1cm |
フックの形状がAかBかを選定する基準
採寸と同じくらい大事なのが「フック選び」です。AフックとBフックの違い、ご存知でしょうか?
- Aフック:レールが見えるタイプ。カーテン生地がランナーの下から始まります。どんなレールにも使えます。特に装飾レールや天井付け、カーテンボックスの場合は必須です。
- Bフック:レールを隠すタイプ。カーテンの生地が上に長く立ち上がっています。正面付けの機能性レールで、光漏れを防ぎたい場合に使います。
金属製のフックや、アジャスターフックの種類についてさらに詳しく知りたい方は、カーテンフック(金属)の付け方を完全解説も参考にしてみてください。
注意 天井付けや装飾レールでBフックを使ってしまうと、立ち上がった生地が天井やレールにぶつかって開閉できなくなります。迷ったら汎用性の高いAフックを選ぶのが無難です。
レースカーテンのサイズを微調整するコツ
最後にレースカーテンです。ドレープカーテン(厚地)とレースカーテンを二重に掛ける場合、レースカーテンはドレープよりも1cm〜2cm短く作ります。
もし同じ長さにしてしまうと、ドレープの裾からレースがはみ出して見えてしまい、見た目が少し残念になってしまいます。この「見えない配慮」が、窓辺を美しく見せるプロのテクニックです。既製品のセットカーテンなどは最初からこの差がついていることが多いですが、オーダーの場合は自分で指定する必要があるため忘れないようにしましょう。
調べた型に基づくカーテンレール部品の交換とトラブル対処
レールの型が分かると、壊れた時の修理や、より便利にするためのカスタマイズも自分でできるようになります。ここでは、よくあるトラブルとその解決策について見ていきましょう。
ランナーの滑りが悪い時のメンテナンス方法
「カーテンを開け閉めするときに引っかかる…」「音がうるさい」そんな時は、ランナーではなくレール自体の汚れが原因かもしれません。
まずは、レールの溝(ランナーが走る道)に溜まったホコリを掃除機や雑巾で綺麗に取り除きます。その上で、ホームセンターなどで売っている「シリコンスプレー(ドライタイプ)」を少量吹き付けてみてください。驚くほど滑りが良くなりますよ。もし古いランナーを交換したい場合は、カーテンレールフックの外し方!ドライバー1本で交換や追加手順の記事で詳しい手順を紹介しています。
注意 油性の潤滑油(クレ5-56など)はホコリを吸着して固まってしまうため、カーテンレールには絶対に使用しないでください。必ず「シリコン系」で「ドライタイプ」のものを選んでください。
廃盤になった部品の代替品を探すヒント
古いレールの場合、純正部品がすでに廃盤になっていることがあります。そんな時は、前述した「C型・角型」の分類が役に立ちます。
実は、多くの機能性レールは規格が似通っています。例えばランナーであれば、溝幅さえ合えば他メーカーの汎用品でも代用できることが多いのです。「後入れランナー」という商品なら、レールを分解せずに途中から差し込んで90度ひねるだけで固定できるので、補充用として非常に便利です。
ブラケットがぐらつく時の補修と対策
レールを支えている金具(ブラケット)がグラグラしている場合、壁の中の下地(木枠)にネジが効いていない可能性があります。
このまま使い続けるとレールごと落下する危険があります。一度ネジを外し、ネジ穴に爪楊枝や専用の補修材(パテ)を詰めてから再度締め直すか、少し位置をずらして下地がある場所に固定し直す必要があります。下地があるかどうかを確認するための「下地探し(どこ太くんなど)」という針のような道具を使うと、失敗が少なくなります。
賃貸で穴を開けずにブラインドを付ける方法
「賃貸だけどブラインドにしたい」という場合、調べた型が「C型」または「角型」の機能性レールであればチャンスです。
「カーテンレール取り付け金具」という特殊なパーツを使えば、既存のレールを利用してブラインドやロールスクリーンを固定することができます。これなら壁に新たな穴を開ける必要がなく、退去時も元に戻すだけでOKです。ただし、I型や装飾レールには取り付けられないので注意が必要です。また、レールの耐荷重にも注意が必要です。詳しくは賃貸OK!ロールスクリーンはカーテンレール取付金具で設置が正解の記事をご覧ください。
マグネットランナーなど便利パーツの活用
カーテンを閉めた時に、真ん中に隙間ができてしまうのが気になる方は、「マグネットランナー」への交換がおすすめです。ランナー同士が磁石でくっつくので、ピタッと隙間なく閉まります。
また、窓の端から光が漏れるのを防ぐ「リターン金具」なども、レールの型さえ合えば後付けできる便利なアイテムです。リターン金具を使うと、カーテンの端を壁側に折り返して固定できるため、横からの光漏れや冷気の侵入を劇的に減らすことができます。
自分で交換するのが難しい場合の依頼先
高所での作業が必要な吹き抜け窓や、レール自体が大きく曲がってしまっている場合など、自分での修理が難しいと感じたら無理は禁物です。
近くのインテリアショップや、カーテン専門の出張採寸サービスを行っている業者に相談しましょう。「レールの型や状況を調べてみたけれど、自分では難しそう」と伝えれば、プロが適切な提案をしてくれます。特に輸入住宅や特殊な窓枠の場合は、DIYでの対応が難しいケースが多いため、プロの手を借りるのが最も安全で確実な方法です。
まとめ:カーテンレールの型と調べ方で快適な窓辺を
たかがカーテンレール、されどカーテンレール。その「型」と「調べ方」を正しく理解することは、単にカーテンを掛けるだけでなく、日々の開閉ストレスをなくし、理想のインテリアを実現するための重要なカギとなります。
今回ご紹介したポイントを押さえて、ぜひご自宅のレールをチェックしてみてください。正確な情報を元に行動すれば、きっと満足のいく窓辺作りができるはずです。

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