和室の押入れって、収納力は抜群なんですけど、ふすまのせいで左右のどちらか半分しか開けられなくて、大きな荷物の出し入れに苦労することってありますよね。見た目もどうしても和風の印象が強くて、モダンなインテリアに憧れている方にとっては、どうにかしたい場所の一つかなと思います。そこで注目されているのが、押入れのふすまを外してロールスクリーンを取り付けるというアイデアです。特に賃貸物件にお住まいだと、壁に穴を開けられないという制約があったり、退去時の原状回復が心配だったりしますよね。つっぱり式のロールスクリーンなら大丈夫なのか、ふすまが外れない時はどうすればいいのか、さらに外した後のカビ対策やサイズの測り方、ニトリなどの既製品の活用術まで、知りたいことは山ほどあるはずです。私自身、色々と調べていく中で、単なる模様替え以上の深いメリットや、逆に注意すべきポイントがたくさん見えてきました。この記事では、私が得た知識を余すことなくお伝えして、皆さんの理想の空間作りをお手伝いできればなと思っています。
- 賃貸住宅でもビス穴を開けずに設置できるつっぱり式ロールスクリーンの選び方
- 建物が歪んでふすまが外れない場合の、ジャッキなどを使った安全な対処法
- ふすま撤去後に注意したい押入れ内部の湿気対策とカビを防ぐ運用ルール
- ニトリやTuissなど、予算やデザインに合わせた最適な製品選びと採寸のコツ
押入れのふすまを外すメリットとロールスクリーン選び
押入れのふすまを外すという決断は、お部屋の利便性を劇的に変える可能性を秘めています。まずは、どのような視点でロールスクリーンを選べば失敗がないのか、その基本から深掘りしていきましょう。
賃貸住宅でも壁を傷つけないつっぱり式の魅力
賃貸暮らしの方にとって、リフォームにおける最大の懸念点は「原状回復」ですよね。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも、借主の過失による損傷については修繕費用が発生する可能性があると示されています(出典:国土交通省『「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について』)。そこで救世主となるのが、つっぱり(テンション)式のロールスクリーンです。
このタイプは、ロールスクリーンの両端にあるメカ部分を壁に押し当てる力だけで固定します。つまり、ネジを一本も使わないんです。最近のつっぱり式は進化していて、一度固定すればそう簡単には落ちないほど強力なバネやジャッキ機構を備えています。私が調べたところでは、壁を傷つけないだけでなく、女性一人でも数分で取り付けられるほど手軽なものも増えているみたいですよ。退去時にサッと外すだけで元通りになるというのは、賃貸ユーザーにとっては何物にも代えがたい安心感かなと思います。
つっぱり式が設置できる場所の条件
ただし、どこにでも設置できるわけではありません。つっぱり式を安定させるには、取り付け面(鴨居の裏側など)が平らであること、そしてある程度の「奥行き」が必要です。一般的には5cm〜9cm程度のスペースが必要になることが多いので、購入前に必ず枠の奥行きをチェックしてくださいね。もし奥行きが足りない場合は、後ほど紹介する別の取り付け方法を検討する必要があります。
ニトリの既製品でおしゃれに目隠しするコツ
「手軽に、安く、おしゃれにしたい!」というワガママを叶えてくれるのが、お馴染みのニトリです。ニトリのロールスクリーンは、既製品のサイズバリエーションが豊富で、価格も非常にリーズナブルなのが特徴ですね。特に「つっぱり採光ロールスクリーン」は、1cm単位のオーダーではないものの、一般的な押入れのサイズに合わせたラインナップが揃っています。
ニトリ製品をおしゃれに見せるコツは、あえて「採光タイプ」を選ぶことかもしれません。真っ暗に遮光してしまうタイプだと、閉めた時に壁のような圧迫感が出ることがありますが、採光タイプなら光を柔らかく通すので、お部屋全体が明るい印象になります。また、色は壁紙の色に近いアイボリーやホワイト系を選ぶと、ロールスクリーンが壁と一体化して見え、お部屋が広く感じる効果があります。5,000円前後の投資でこれだけ印象が変わるなら、試してみる価値は十分にあるかなと思います。
カーテンとロールスクリーンの違いと使い分け
押入れの目隠しとして、カーテンとロールスクリーンで迷う方は多いですよね。どちらも一長一短ありますが、空間の使い勝手を優先するならロールスクリーンに軍配が上がるかなと私は感じています。
| 比較項目 | ロールスクリーン | カーテン |
|---|---|---|
| 開口部の広さ | 100%開放可能(上に巻き取るため) | 左右に溜まりができるため、少し狭くなる |
| 見た目の印象 | フラットでスッキリ。モダン・都会的 | ヒダがあり柔らかい。カントリー・ナチュラル |
| ホコリの溜まり | 平面なので溜まりにくい | ヒダの間にホコリが溜まりやすい |
| コスト | つっぱり式などはやや高め | 100均や安価なレールで低コスト化が可能 |
カーテンは左右に寄せた時に「布の束」ができるので、せっかくふすまを外しても端っこの荷物が取り出しにくい、なんてことが起こり得ます。一方でロールスクリーンは垂直方向に動くので、押入れの間口をフルに活用できるのが最大の強みです。収納効率を最大限に高めたいなら、間違いなくロールスクリーンがおすすめですよ。
穴あけ不要で設置できるレールの取り付け方法
「どうしても普通のカーテンレールを付けたいけれど、穴は開けたくない」という場合も諦める必要はありません。最近では、ふすまの鴨居に挟み込むだけで固定できる専用ブラケットや、つっぱり式のカーテンレールというのも販売されています。これらを使えば、ビスを使わずにレールを渡すことができ、そこにお好みのロールスクリーンやカーテンを吊るすことが可能です。
ただ、ロールスクリーンの場合は、つっぱり機構が内蔵された一体型の製品を選ぶ方が、見た目もスッキリしますし、部品点数が少ない分トラブルも防げるかなと思います。レールを後付けする場合は、そのレールの耐荷重をしっかり確認してくださいね。特に幅の広い押入れだと、中央がたわんでしまうこともあるので、補強パーツの有無などもチェックポイントになります。
Tuissのオーダーメイドで隙間を最小限にする
既製品だと、どうしても左右に1〜2cmの隙間ができてしまうことがあります。この隙間から中の荷物がチラッと見えるのが気になる……というこだわり派の方には、Tuiss Décor(チュイス)のようなオーダーメイド製品が最適です。Tuissの「Twist2Fit」というシリーズは、1mm単位で幅を指定できるため、まさに「シンデレラフィット」を実現できます。
オーダーメイドの良さは、サイズだけでなく生地の質感や機能まで細かく選べる点にあります。ウィリアム・モリスのようなデザイナーズ生地を選んで、押入れを一つのアートのように見せることもできますし、裏面にコーティングを施して断熱性を高めることも可能です。少しお値段は張りますが、「毎日目にする場所だからこそ、完璧に仕上げたい」という方には、これ以上ない選択肢になるはずですよ。
100均グッズを活用した簡単なDIYアイデア
予算を極限まで抑えたい、あるいは「とりあえず使い勝手を試してみたい」という時には、100均グッズの出番です。本格的なロールスクリーン自体は100均では手に入りませんが、代わりになるアイデアはたくさんあります。例えば、ダイソーやセリアにある強力な突っ張り棒と、カーテンクリップ、そしてお気に入りの布を組み合わせるだけで、立派な目隠しが完成します。
また、鴨居に引っ掛けるタイプのフックを使えば、壁を傷つけずに突っ張り棒を支える補助にすることもできます。本格的なロールスクリーンを導入する前の「仮設置」として、まずは100均アイテムで生活動線を確認してみるのも、失敗しないための賢いステップかなと思います。意外とそのまま気に入ってしまうこともあるかもしれませんね。
ふすま周りの対策として、防音性も気になる方は以下の記事も役に立つかもしれません。 ふすまの防音カーテンで賃貸も静かに!DIY隙間対策まとめ
メリットだけでなく注意したいデメリットの把握
夢が広がるロールスクリーン化ですが、冷静にデメリットも理解しておきましょう。最も大きな変化は、押入れ内の「空気の循環」と「素材の変化」です。ふすまは紙と木という天然素材でできているため、実は微細な呼吸をして湿気をコントロールしてくれています。一方、多くのロールスクリーンはポリエステルなどの化学繊維で、裏面にコーティングがあるものは通気性がほとんどありません。
そのため、ふすまを外して密閉性の高いロールスクリーンで完全に塞いでしまうと、内部に湿気がこもりやすくなるリスクがあります。特に冬場の結露や梅雨時期のカビには、これまで以上に気を配る必要があります。「おしゃれさと引き換えに、湿気管理というタスクが増える」ということは、心に留めておいてくださいね。もちろん、後ほど説明する対策を行えば、カビのリスクは最小限に抑えられますので安心してください。
押入れのふすまを外す手順とロールスクリーン設置のコツ
さて、いよいよ実践編です。ふすまを外してロールスクリーンを取り付ける工程は、一見簡単そうですが、古いお家ならではの「思わぬ落とし穴」がいくつか潜んでいます。スムーズに作業を進めるためのテクニックを詳しく見ていきましょう。
建物が歪んでふすまが外れない時の緊急対処法
「ふすまを持ち上げても、鴨居(上の枠)に当たって外れない!」これは築古物件だけでなく、新しいお家でも地盤沈下や建物の重みで起こりうるトラブルです。鴨居がわずかに中央で垂れ下がってしまうと、ふすまを外すための「遊び」がなくなってしまうんですね。そんな時に力任せに引っ張るのは、枠を壊したり怪我をしたりする原因になるので厳禁です。
まずは、ふすまを左右どちらかの端に移動させてみてください。中央よりも端の方が歪みが少なく、外れやすいことが多いです。また、敷居(下の溝)にシリコンスプレーを薄く吹き付けると、驚くほど滑りが良くなり、わずかな隙間を利用して外せるようになることもあります。これでもダメな場合は、次のステップであるジャッキの登場となります。
ジャッキを使って鴨居を上げる時の安全な手順
物理的に隙間が足りない場合の最終兵器が、自動車用のジャッキです。えっ、家の中でジャッキ?と思われるかもしれませんが、DIYの世界では意外と知られた手法なんですよ。ただし、やり方を間違えると鴨居を割ってしまうので、慎重に行う必要があります。
ジャッキ使用時の絶対ルール
- 直接ジャッキを鴨居に当てない(必ず厚手の「当て木」を上下に挟む)。
- ゆっくりと、ミリ単位で持ち上げる。
- ふすまが動いた瞬間に止める(持ち上げすぎは家の構造に影響します)。
ジャッキで数ミリだけ隙間を作ってあげれば、あれほど頑固だったふすまがスルッと外れます。一人で作業するのは危険なので、一人がジャッキを操作し、もう一人がふすまを支えるというように、二人体制で行うのがベストですね。作業が終わったら、ゆっくりジャッキを戻すことも忘れないでください。
失敗を防ぐための正確なサイズの測り方と計算
ロールスクリーン選びで最も多い失敗は、やはり「サイズの計測ミス」です。特に、つっぱり式の場合は「1cmでも大きいと入らない」というシビアな世界。逆に小さすぎると隙間が目立ってしまいます。計測は必ず、金属製のしっかりしたメジャーを使い、以下の3点を意識してください。
| 計測項目 | 計測のコツ |
|---|---|
| 幅(ワイド) | 上・中・下の3箇所を測り、その中の「一番小さい値」を採用する。 |
| 高さ(丈) | 左右2箇所を測り、長い方の値を基準にする。 |
| 奥行き(厚み) | 枠の内側の平らな部分の寸法を測る。つっぱりメカが収まるか確認。 |
「うちは長方形だから大丈夫」と思っていても、実際に測ってみると上が180cm、下が179.5cmなんてことはザラにあります。既製品を買う場合は、この最小値よりもさらに少し(製品によりますが5mm〜1cm程度)小さいものを選ぶのが安全です。不安な方は、メーカーのホームページにある「採寸ガイド」を穴が開くほど読み込みましょうね。
つっぱり棒が落ちないように補強する便利グッズ
「夜中に突然バタン!とロールスクリーンが落ちてきたら……」と思うと怖いですよね。特に幅の広い押入れに重い遮光生地のロールスクリーンを付ける場合は、どうしても落下の不安がつきまといます。これを解消してくれるのが、100均やホームセンターで買える補強グッズです。
例えば、つっぱり棒の端に挟む耐震ジェルマット。これを挟むだけで摩擦力が劇的にアップします。また、壁にホッチキスで固定する「突っ張り棒が落ちない君」のような専用ホルダーも優秀です。ホッチキスの跡はほとんど目立たないので、賃貸でも使えるのが嬉しいポイント。これらの小さな工夫一つで、設置の安定感が全く変わってきます。心配性な私のような方には、ぜひセットで使ってほしいアイテムたちです。
天井付けと正面付けの見た目の印象を比較
取り付け位置によって、お部屋の雰囲気は大きく変わります。
天井付け(枠内設置)
枠の内側にスッポリ収める方法です。つっぱり式の多くはこの形になります。
- メリット:出っ張りがないので非常にスッキリ見える。
- デメリット:構造上、左右にどうしても数センチの隙間ができる。
正面付け(枠外設置)
枠を覆い隠すように、壁面に取り付ける方法です。 - メリット:枠ごと隠せるので、隙間がほとんどなくなる。
- デメリット:部屋側に数センチ出っ張るので、少し圧迫感が出る。
お部屋を広く見せたいなら「天井付け」、中の収納物を完璧に隠したいなら「正面付け」という選び方が基本になります。どちらにするか決めてから採寸を始めないと、サイズ選びを間違えてしまうので注意してくださいね。
賃貸の原状回復に向けたふすまの賢い保管方法
外したふすま、どうしてますか?「邪魔だから捨てちゃおうかな」なんて思ったら大間違いです。賃貸の場合、退去時には必ず元のふすまに戻さなければなりません。捨ててしまうと、退去時に高額な弁償費用を請求される可能性があります。
賢い保管場所は、やはり押入れの一番奥です。ロールスクリーンを付けた後、押入れの最奥の壁にふすまを立てかけておけば、意外と邪魔になりません。この時、カビを防ぐために直接床に置かず、すのこを敷くのがポイントです。また、ふすま同士がくっついて湿気が溜まらないよう、段ボールや不織布を間に挟んでおくとさらに安心ですね。大切な備品ですから、過保護なくらいに扱ってあげましょう。
不要になったふすまを粗大ごみで処分するルール
もし持ち家などで、完全にふすまが不要になった場合は、自治体のルールに従って処分しましょう。一般的には「粗大ごみ」の扱いになります。多くの地域では、電話やインターネットで申し込みをして、手数料(1枚数百円程度)を払って指定の日に外に出しておく、という流れになります。
「分解して燃えるごみに出せばタダじゃない?」と考える猛者もいるかもしれませんが、本ふすまの分解は想像以上にハードです。大量の木枠、数え切れないほどの小さな釘、そして何層にも重なった紙……。これらを分別して処理するのは、時間も体力も相当消耗します。怪我のリスクもありますから、ここは数百円を払って、プロ(自治体の回収業者さん)にお任せするのが一番賢い選択かなと思います。
押入れのふすまを外す後のカビ対策とロールスクリーン運用
ふすまを外してロールスクリーンに変えた後、実はここからが本当のスタートと言っても過言ではありません。押入れという「閉鎖的な空間」を、いかに清潔で快適な状態に保つか。科学的な視点も交えながら、メンテナンスのコツを伝授します。
密閉を避けてカビの発生を抑える仕組みの理解
カビが発生する条件は「温度(20〜30度)」「栄養(ホコリや汚れ)」「水分(湿度70%以上)」の3つが揃った時です。ふすまを外すと通気性は上がりますが、逆に室内の暖かい湿った空気が押入れの奥(冷たい外壁側)に流れ込み、そこで冷やされて「結露」を起こすことがあります。
特に遮光性能の高い厚手のロールスクリーンを完全に閉め切ってしまうと、押入れ内部はまるで保冷庫のような状態になり、湿気が逃げ場を失ってしまいます。「空気は動かさないと腐る」というのは、収納空間においても同じこと。ロールスクリーン化してからも、意識的に空気の流れを作ってあげることが、大切な衣類や布団を守ることに繋がります。
通気性を確保するための効果的なスクリーンの開け方
ロールスクリーン運用の黄金ルール、それは「下をちょっとだけ開けておく」ことです。全部閉めてしまうとおしゃれですが、就寝時や外出時は下から10cm〜15cmほどスクリーンを上げておいてください。
これにはちゃんとした理由があります。空気には「温度差で動く」という性質があり、足元から入った空気が循環することで、内部の湿気が滞留しにくくなるんです。また、天気の良い日は思い切って全開にし、窓を開けて換気を行いましょう。サーキュレーターを使って、押入れの奥に向かって風を送るのも非常に効果的です。この「ひと手間」が、数年後の押入れの状態を大きく左右しますよ。
除湿剤やバイオ剤を併用して湿度環境を整える
換気だけでは不安、という方は、便利な対策グッズをフル活用しましょう。最近の私のイチオシは、「炭八(すみはち)」という調湿木炭です。これ、普通の除湿剤と違って、湿気が多い時は吸い、乾燥している時は吐き出してくれるという優れもの。半永久的に使えるので、長い目で見ればコストパフォーマンスも抜群です。
おすすめのカビ対策セット
- 炭八:下段の隅に置いて、湿度のベースラインを下げる。
- バイオの力:天井に貼るだけで、カビ菌の繁殖を抑制する微生物を放出。
- プラスチック製すのこ:床と荷物の間に隙間を作り、空気の通り道を確保。
特に天井に貼るバイオ剤は、目立たないのに効果が高くて重宝します。化学物質を使っていないタイプを選べば、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心ですね。
押入れをデスクとして活用する改造のポイント
ふすまを外した後に多くの人が挑戦するのが、押入れの「デスク化」です。中段の板(大引)は、一般的な机の高さに近いので、椅子を置くだけで立派なワークスペースになります。この時、ロールスクリーンは「仕事が終わったらサッと閉めて隠す」ための間仕切りとして大活躍します。
デスク化の注意点としては、内部が暗くなりがちなので、クリップライトなどの照明を必ず追加すること。また、足元の空間(下段)にプリンターやPC本体を置く場合は、配線の穴をどこから通すかも考えておく必要があります。ロールスクリーンを下ろした時にケーブルが邪魔にならないよう、枠の端に隙間を作っておくのがコツですね。自分だけの「隠れ家」ができるワクワク感は、やってみた人にしか分からない喜びですよ。
クローゼット化して衣類を効率よく収納する工夫
押入れをクローゼットに変えるなら、突っ張り式のハンガーラックを導入しましょう。ふすまがないことで、左右の端に掛けた服もストレスなく手に取れるようになります。この際、衣類の詰め込みすぎには要注意です。服と服の間に指一本分の隙間があるのが、通気性的には理想と言われています。
また、ロールスクリーンの色と、中の収納ケース(無印良品やニトリなど)の色を統一すると、さらに洗練された印象になります。例えば、白いロールスクリーンに白い衣装ケースを組み合わせれば、開けた時も閉めた時もスッキリして見えます。「見せる収納」と「隠す収納」のバランスを上手にとれるのが、ロールスクリーン化の醍醐味ですね。
お部屋が広く見える色やデザインの選び方のコツ
最後に、デザインの選び方について少しだけアドバイスを。ロールスクリーンは面積が広いので、お部屋の印象を大きく左右します。
- ナチュラル系:麻混の生地や、ベージュ、ライトブラウン。畳との相性が良く、落ち着きます。
- 北欧モダン系:幾何学模様や、淡いグレー、ブルーグレー。一気に和室感が消えます。
- インダストリアル系:チャコールグレーやネイビー。黒いアイアン家具などと合わせるとカッコいいです。
迷ったら、まずは「サンプル生地」を請求してみてください。画面で見る色と、実際の光の下で見る色は驚くほど違います。特に夜の照明の下でどう見えるかは重要です。自分の理想とするライフスタイルを想像しながら、最高の1枚を選んでくださいね。
押入れのふすまを外すロールスクリーン活用のまとめ
ここまで長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました!押入れのふすまを外すロールスクリーンという選択は、単なる見た目の変更ではなく、毎日の生活を少しだけ楽に、そして豊かにしてくれる素晴らしい知恵だと私は思っています。最初は「ふすまが外れなかったらどうしよう」「サイズを間違えたら……」と不安になるかもしれませんが、一つ一つ丁寧に対処していけば、必ず道は開けます。
大切なのは、設置して終わりではなく、その後の「カビ対策」や「換気」も含めて楽しむことかなと思います。つっぱり式なら失敗してもやり直しがききますし、まずは小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、どうしても自分でやるのが不安だったり、建物の歪みがひどくて手が出せなかったりする場合は、リフォームのプロに相談するのも一つの正解です。この記事が、皆さんの素敵な押入れリノベーションのきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。ぜひ、あなただけの快適な空間を作り上げてくださいね!

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